先日、修了生さんからご質問をいただきました。
個人的にお答えするにはもったいない貴重な質問なので、皆さんとシェアしたいと思います。プロアマ問わず、他者ヒーリングされている方には、きっとご興味ある問題だと思いますので。
「妊婦さんにレイキはいい?」
はい、こういうケース、いつかは遭遇しますよね。
かれこれ5・6年前になるでしょうか、きらりに妊婦さんがお見えになりました。8ケ月くらいの安定期の方で、ヒーリングを希望されておりました。
私は出産経験3回ですが、昭和時代は、妊娠中に過激なことをするのは厳禁とされていました。なので、いくら平成の世でも、果たして妊娠中にヒーリングしていいものかどうか、ものすごく懐疑的、というかむしろ否定的でありました。
ですが、彼女が言うには、別のサロンでは、妊婦さんみんなヒーリング受けて気持ちよく過ごしていると。そこで受けても良かったけど、レイキの専門店じゃないので、受けるならレイキ専門のヒーラーさんから受けたいと思い、訪ねてきたと。絶対大丈夫だからぜひ施術してほしい。
そんな風に強く乞われて、おばちゃん、腹くくりましたよ。
よし、やりましょう!ということになり、ウスイレイキのヒーリングをおこないました。お腹が大きいので、横向きに寝た状態での施術です。
お客様はとても満足してお帰りになりました。
そして、驚いたことに、そのあと、伝授を受けにに来られたのです。子どもが生まれた後、自分で子どもに施術できるよう、ぜひ伝授を受けたいと。
いやもう、妊婦さんに伝授していいものかどうか、したこともないし聞いたこともなかったけれど、ここまできたら悪いも何もないでしょう!とまた腹をくくって、伝授しましたわ。どのレベルまで伝授したか、すっかり忘れてしまいましたが、そんなことがありました。
マタニティ・レイキ、マタニティ・アチューンメントの経験はこれ1回きりですが、母子ともに悪影響は何もないし、というよりむしろ胎児にも良い影響があるようで、ご本人にはとても満足していただけました。
この良き効果は、なにより、ご自身の強い意志に基づいて、果敢に行動された結果だと思います。友達や親に勧められてとか、ネット情報に流されてとか、そういう不安定な状態で受けたわけじゃないというのが、功を奏した第一の要因だと私は思います。
若い人は違うなあと、つくづくジェネレーションギャップを感じた出来事でした。
ごく個人的な経験ですが、何かの時に思い出していただければと思います。
次回は、もうひとつのご質問にお答えしますね。いましばらくお待ちくださいませ。
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