2021年2月28日

2月もおしまい・緊急事態宣言もおしまい

2月が終わる実感はありますが、緊急事態が終わる実感はゼロな桜子です。

だいたい、宣言発令中と解除後の差がわからん。そう思いません? 美容院で3cmカットしたけど、誰も気づかないレベルの話。

そんなもやもやした春まっさかりの今日この頃、皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。私はちょっと花粉とたわむれたりしておりますが。

3月5日は、きらりの8周年記念日です。満8年を迎え、9年目に突入してまいります。

こんなに続くなんて、当初、予想もしていませんでした。

開業当時は、この先どうなるかなんて、まったくイメージできなかったし、する余裕もなかったです。ですが、はからずも多くの皆さまに支えられ、ここまで続けてこられました。感謝しかありません。本当にありがとうございます。

お正月頃は、今年も周年イベントをやろうと計画していたのですが、あいにく2回目の緊急事態宣言が発令され、そして延長され、で、前倒しで解除されと、目まぐるしく状況が変化していきました。

根が小心者なもんで、緊急事態中にイベントはいかがなものか…なんて思って控えてたら、ころころ変わる状況に、もうやってられんわ・・・

なので、申し訳ありませんが、今年は周年イベントはナシということでご了解くださいませ。

また、3月は年度末で行事も多く、何かとお忙しいと思います。受講途中のかたも、焦らず、余裕のできたタイミングでお越しください。

私も花見に忙しいかもしれません。いまさらですが、花見のお誘いは通年ウエルカムです。笑

「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」 在原業平

「願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃」 西行





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2021年2月23日

レイキとの出会い

前回の「タロットとの出会い」からだいぶ間があいてしまいましたが、今回は、レイキとの出会いについて書いてみたいと思います。

私がウスイレイキを学んだのは2012年です。

前回ご紹介したように、タロット占い師になろうと決意したのが2011年ですから、レイキと出会ったのは、タロット占い師になってからなんです。


話は長くなりますが、こういう経緯がありました。

佛教大学で猛勉強していた50代半ばの頃、時間がありまくってたせいで、スポーツジムに頻繁に通っていました。

そのジムのスタジオレッスンで気功のクラスを見つけて、面白そうだからと参加しはじめました。で、これがやたら楽しくて、毎回、決まった同じようなことをするんですが、妙にリラックスでき、心も落ち着くもんだから、やみつきになり、欠かさず通うようになりました。

そんな気功な日々も4年続くと、さすがにどんな鈍いヤツでも、何かしら「気」が出てくるわけですよ。で、一度出はじめると、不思議なことにどんどん出てくる。おおっ、こりゃすごい・・・ってなもんで、この「気」をもっと磨いて、何かに使えないものかと、インストラクターの先生に訊ねたら、あいにく上級クラスはやっていないと。かなりガッカリしながらも、そのまま続けていました。

そんなとき、タロット仲間のひとりが、レイキを習い始めたと告白してくれたのです。

えっ?レイキって?

何も知らない者は、レイキの説明を聞いても理解できませんよね。しかも説明してくれるのが、まだファーストレベルくらいの生徒なもんだから、~みたい、~な感じ、くらいの話で、え、何?なんでそうなるの?と疑問をぶつけても、う~んよく知らんけど・・・

でも、「気」をあつかうものだから気功みたいなもんだろうと。だったら、私のこの「気」も有効利用できるはずと。

しかも、レベルが色々あって、いくらでも上に進めるということを聞いて、よっしゃーこれだっ!と、迷いなく、彼女が通ってるレイキサロンに飛び込みました。体験ヒーリングなんか省略して、いきなり伝授講座です。はは、ここからが怒涛ですよ。

ハマりやすい性格というんでしょうかね。どハマりするタイプなんです。

じつは、そんな性格ですから、日本語教師をやっていたときも、どハマりして、しかもついでに海外一人旅にも行きまくって、本当に嬉し楽しい夢のような十数年を過ごしてきました。

海外と縁のあるグローバルライフを送るというのが小さい頃からの夢でしたが、それが実現して、しかも堪能するほど経験してしまうと、ふっと、もうこれで充分かな、という気持ちが胸をよぎりはじめました。仕事を辞めたのは、そんなふっとした気分が、抑えようもなく膨らんできたからでした。大学講師という社会的地位に、未練は露ほどもありませんでした。

思いっきり自分の夢を叶えたからには、これからはほかの人の人生をサポートする仕事、お役に立てる仕事、そんな仕事をして老後を送りたいと思うようになりました。50代前半のことです。

子どもも3人育てたし、大学も2つ行ったし、思い通りの仕事もやれたし、海外も行きまくった。自分のやりたいことは全部してしまったので、今さら特にこれがしたいって、具体的には何もなかったのです。これからの老後、なにを励みに生きていこう・・・

で、佛大を卒業したら何をしようかなと、ぼんやり考えていたときに、タロットと出会ったのですが、タロット占いだけでは十分ではないと感じていました。確かに、役には立つ、サポートもできる、でもなんか物足りない、これだけでは・・・

それがレイキと出会い、シンボルの伝授を受けて他者ヒーリングを習ったとき、おお~これだっ!と確信いたしました。これは役に立つ!ぜったい人の役に立つ!と。

で、そのとき即座にサロンを開くことを決めたのです。(早すぎ?)

そこからはもう何の迷いもなく、粛々と開業にむけて動き出しました。サロン用のマンションを借りるのも、奇蹟のような展開で六本松に決まりました。

当初、よく聞かれたことですが、サロンを開くにあたって迷いや不安はなかったか?ということですが、そんなものは微塵もありません。なんせ強い確信がありましたから。人の役に立つものが求められないはずがないと。

また、今も当時も、市内にはレイキサロンは多いですが、私は、むしろ沢山あったほうがいいと思っていたので、競合しても全然問題じゃないとも思っていました。

というのも、レイキ屋さんの数が多いほうが、お客様は、より自分にあったヒーラー/ティーチャーを選べるので都合がいいからです。

好みというのは十人十色です。Aさんの好みとBさんの好みは違っててあたりまえです。みんな自分にあったレイキ屋さんを選んで行くでしょう。値段が安いとかキャリアが長いとか腕がいいとか、それだけで選ぶものでもありません。

だから、私みたいな新参者でも、きっと私を求めてやってきてくれるお客様が少しはいるはずだと確信していました。根拠なき自信ですよ。笑

話は変わりますが、最初お話ししたように、私は理念として、人をサポートする手段としてレイキを提供したいと考えていたので、長い間、どうしても料金を高額に設定することはできませんでした。開業当初は、タロット占い+ヒーリングで3,500円でした。8年前です。

当時、あるお客さんから「あなたなら今の値段の3倍でもいけるでしょうに」なんて勧められたことがあります。が、3倍の値段で1人にヒーリングするより、安い値段で3人にヒーリングするほうが、私としては本望だと思いました。できるだけ多くの人に提供したくて始めたのだから。

まあ、そんなスタンスで今まで続けてきました。

数々の嵐に遭ってもきらりを閉めなかったのは、私にとってこれがライフワークだからです。いつもそういう結論に達していました。

嵐を乗り越えながら、曲がりなりにもきらりを続けていられるのは、目に見える人々のご支援と、目に見えない存在達のお力添えのおかげと深く感謝しております。

2022年までなんとか頑張って続けていきたいと、気持ちを新たにしております。よろしくお願いいたします。


春爛漫の大濠公園

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2021年2月19日

突然ですが・・・

先日、ふと思い出してタロットの修了生のHPを覗いてみたら面白い記事があったので、突然ですが、ご紹介させていただきますね。

この修了生さんは、きらり開店後、ごく早い時期に受講に来られた生徒さんです。もしかしたら、タロット講座の第一号受講生だったかもしれません。

ユニークな感性と多彩なスキルをお持ちの方で、なにより将来性を感じさせたのは、立て板に水のようにしゃべり続けることができるという特異なキャラです。

うちのタロット講座には多くの生徒さんが来られますが、私は、プロの占い師になりたい!とおっしゃる方の、どこを見ると思います?

的を射たリーディング? 言葉遣いのうまさ? 臨機応変な対応力? 占い師らしいオーラ?  

私は、どれだけしゃべれるかを、まず見ます。

初対面の相手に対して、しっかり目を合わせられない。モジモジしてしまう。控えめになりすぎる。失礼のないよう言葉を選びすぎて、あるいは考えすぎて無言になりがち。

このような性質のかたは、どんなにカードの読みがうまくても「プロ」としてはいかがなものか、と私は思うのです。

やっているうちに、モジモジは取れてくるかもしれませんが、キャラ改造を待つより、最初からモジモジがないほうがスピーディに進みますから。しゃべる量をコントロールするのも、増やすより減らすほうが簡単ですしね。

そういう意味で、最初から、彼女はきわめてプロ向きだと感じました。

今では、様々なカードを自在に使って、私より上手にリーディングなさいますし、手相鑑定もやってらっしゃるので、より幅広い、きめ細かな占いが楽しめることと思います。

ということで、良かったらこちらのインタビュー記事をご覧ください。プロの占い師を目指す方には、学びの多い記事だと思いますよ。

「電話占い調査団 タロット・手相占いの林レイコ先生にインタビューを行いました」

https://ataru-denwauranairanking.jp/hayashi_reiko



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2021年2月13日

タロットとの出会い

ここから数回にわたって、ちょっと私自身の歴史を語っていこうかなと考えています。

講座やセッションでよく訊かれるのは、「どうしてタロット/レイキと出会ったのか?」です。

確かに、なんの関係もなさそうなオバサンが、いきなりタロット占い師/レイキヒーラーっていうのも、不思議っちゃあ不思議ですもんね。

それで、今回は、まず、タロットとの出会いを書いてみたいと思います。

じつは私はタロット占いをしてもらった経験はゼロなのです。だから、タロットは、占いというよりカードそのものに対する興味から入りました。

絵は小さいときから好きでしたが、まあ、こんなのはみんなそうでしょう。直接、タロットと関係するのは、やはり、佛教大学で仏教芸術を学んだからでしょうか。

そもそも50過ぎたイイ年のオバサンが、佛教大学に編入学しようと思い立ったのは、四国遍路にハマり過ぎたせいです。遍路中、毎日毎日般若心経を唱え続けてると、お経から離れられなくなっちゃうんですよね。


このバイクでまわった
ソロツーリングですよ

遍路を終えてから、もっと本格的に仏教の勉強をしたいと、最初は高野山大学の通信教育の大学院に応募しました。学科試験などありませんが、研究志望などのレポートで、まず審査されます。

高野山大のパンフレットには、のんびりお経を唱えてるおばちゃん達の写真があったので、いやこれ楽勝やろ…となめきってたら、ああ、人生なめたらあかん。

当時は、仏教がブームになり初めの頃だったのか、定年退職した人、人生進路変更しようと思う人、空海オタク、密教オタク(勝手なこと並べてますよ)、予想以上の大人気で、私みたいなただの遍路オタクおばさんは、一発で蹴られてしまいましたわ。(初めてもらった「お祈り手紙」。ご活躍をお祈りしますってやつ)

で、しゃーないから(すみません)佛教大学の学部のほうに申し込んだんです。通信教育だから、こちらも試験などありません。でも、仏教学とかの本格的な専攻だと、サンスクリット語や漢文をやらないといけないので、もっと気軽な芸術関係ってことで、仏教芸術を専攻しました。イメージとしては、スクーリングのとき、仏像やらお寺やら巡って「ええわあ」とおしゃべりしてる感じ? 実際、これもナメすぎた予想だったと思い知るのですが。

だいたい、試験なしで入学できて、卒業したらちゃんと大卒の資格が与えられるのだから、大学側もいい加減な審査はしません。なので、卒業まで行くのは並大抵なことではなく、通信教育で卒業する人は1割と言われています。(ここでもまた1割ルール)

で、事情が分かってくるとムラムラ本気が出てきて、在学中は、九博や市博の年パス買って特別展など総なめしていました。

仏像や仏画というのは、ただ綺麗に造ってるだけじゃないんですよね。衣文の流れひとつひとつに意味があり歴史があるわけです。そういうアイテムを細かく読み解いてレポートを書かないといかん。芸術を科学するって大変やなあと思い知りましたわ。

なので、当時は何の像を見ても絵を見ても、ん?これは?と細かく細かく見ていく癖がついていました。

そんなときに、とあるカルチャーセンターでタロットの一日講座があったのです。

タロットの絵は、素人が見ても意味ありげで、不思議感満載じゃないですか。おっ、これは行ってみなくちゃと思い立って、初めてタロットカードをじっくり眺める機会を得ました。

いやあ、ここから沼ですよ。笑

タロットを学んだかたはご存じのように、小さな画面に描かれた様々なアイテムにはみんな意味があり、イメージの宝庫になっています。それを追い求め探っていると、面白くて面白くて、思わずやめる機会を失してしまい、プロコースまで進んでしまいました。

ですが、絵を読み解くのと、占いが上手なのとは別問題です。

基本、頭でっかちですから、最初はぜんぜん占えませんでした。また、占い師になろうとも思っていませんでした。意識が変わったのは、東北の震災の直後です。天から召喚されたような体験があり、よし、プロの占い師になるぞ!と決意してから占えるようになったように思います。

ちなみに佛教大学は、時間はかかりましたが、卒論も提出し、成績優秀者として表彰され(ビックリやん)めでたく卒業できました。(あんなに勉強したのは最初で最後です。若いときの大学ではぜんっぜん)ちなみに今は学部改組されて、仏教芸術専攻というのはなくなったようです。

この佛教大学で学んだ仏教のことが、次のレイキの世界で予想外に活きることになります。人生ムダなことなどひとつもありませんね。



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2021年2月11日

カルタ歴史資料館

久しぶりにタロットの話です。

タロットの面白いところは、何と言ってもカードの絵柄にあると思いませんか?

沼にハマりはじめの頃は、狂ったようにカードを買いあさっておりました。探せば探すほど、色んな絵柄のタロットが出てくるので、もうまさに泥沼(苦笑)。

とりわけ、古いヨーロッパのカードは、元祖なだけにいっそう興味をかきたてられます。

中でも一番有名なのがイタリア・ミラノのヴィスコンティ家ご謹製ヴィスコンティタロット。

いかにもイタリア貴族の趣味らしい凝った細かい絢爛な絵柄で、へえぇ~~てなもんですが、実物がどんなカードなのか、日本にいるうちらにはもはや伺い知る術もありません。

今は復刻版カードが市販されてるようですが、使いやすい普通のカードみたいですしね。

そんな色んな興味を抱きつつタロティストをやっていた頃、大牟田に、日本で唯一のカルタ資料館があると知り、大喜びで行ってきました。2013年のことです。

大牟田市立三池カルタ・歴史資料館「カルタックスおおむた」


カルタというのはカードのことです。

こちらでは様々なカードが展示紹介されていました。

外壁にもカード

そして、ついにめぐり逢ったヴィスコンティタロット!

いやあ、百聞は一見に如かずと言いますが、まったくその通りです。

こんなカードだったとは・・・ビックリ仰天でした。

あ、もちろん本物じゃなくて精巧に作られたレプリカなんですが、レプリカとは思えないほどリアルなカードで、精緻で豪華絢爛なところも、ヴィスコンティならではと改めてビックリしました。(さすがルキノ・ヴィスコンティ監督のご先祖です)

それよりなにより一番驚いたのは、うちら日本人のサイズ感とはまったく違うカードの大きさです。文庫本の縦を伸ばしたような大判で、あまりのデカさに、ほえぇ~~と大口あけるしかなかったです。

印刷機が普及してなかった頃なら、これくらいの用紙サイズでないと、確かに絵は描けないのだろなと。でもこれは手の中でカットやシャッフルする用に作られたもんじゃない。扇のように広げるか、テーブルに並べるかして遊ぶもんだと思いました。実際、タロットカードは当時カード遊びの道具でしたから、これくらいの大きさでないと楽しくないっちゃあ楽しくないのでしょう。

カルタックス大牟田には、その他いろいろ面白い展示があり、カードの奥深い世界を堪能できます。

なかなか緊急事態宣言が解除されませんが、自由に出歩けるようになったら、おススメです。西鉄大牟田駅から徒歩で行けますよ。


カタログあり


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2021年2月6日

更新が滞っています

数カ月ごとに登場するこのタイトル。すみませんねえ。

知らんふりして更新サボってたらいいのに、律儀にしょーもないイイワケするなんて、どんだけ小心者なんや。

来週、更新します。乞うご期待。




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