2020年8月29日

2022年にきらりは閉店します

昨日、首相の辞意表明がありました。

まさに青天の霹靂でしたが、あんなに急に「辞めま~す」と言われたら、まわりはさぞ混乱するだろうなあと思いました。

それで、少々早めではありますが(早めも早め)、今日、きらりの閉店のお知らせをすることにしました。

2022年には、私も68になりますし、もう無理は禁物というお年頃です。

エネルギーレベルは、年年歳歳、バージョンアップして、自分でもびっくりするほどなんですが、いかんせん、体力と実務能力は、年を重ねるごとに急降下しておりまして、再来年あたりが限界だろうと予測しております。

いつ辞めようか辞めようかと、いつも考えていたのですが、昨日の講座で、ふと、再来年には辞めるから、と表明したら、なんか、うん、そうだよね、と自分でもストンと腑に落ちて、その後、首相の映像なんか見て、やっぱり辞めるなら早めの表明がいいよねと思った次第で。

もちろん、まだ具体的な日などは、現時点ではぜんぜん分かりません。年始めになるか、年末になるか、途中になるか、22年になってみないと分かりません。

きらりの講座は、けっこう時間のかかるものもありますので、必要なものがありましたら、どうかお早目にお願いいたします。

来年はまだ営業しておりますから、焦ることはありませんが、そのうちそのうちと引き延ばして機会を逸してしまうのは、残念なことです。

講座では、私の持っている情報を生徒さんに惜しみなくお伝えしております。

きらりから、さらに多くの素晴らしいティーチャー、ヒーラー、タロッティストが育っていくことを、願ってやみません。

以上どうぞよろしくお願いいたします。




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2020年8月25日

レイキの副読本~セイキムレイキ編~

副読本シリーズ最後は、セイキムレイキです。

臼井氏から始まったレイキ(靈氣)は、ハワイに渡ったことで全世界に広がりました。もともと、多くの人々のために役立てたいという臼井氏の願いにより、一子相伝などの秘儀としてではなく、誰もが使えるオープンなワークとしてスタートしたレイキですから、その勢いで、レイキはあっという間に世界中に伝播普及していきました。

そんなウスイレイキの怒涛の拡がりの中で、レイキをマスターした人々の中から、次々に発展系レイキと呼ばれる、より波動の高いレイキエネルギーが見いだされ、新たなレイキシステムが構築されていきました。1990年前後のことです。

「三大発展系レイキ」という言葉があるようですが、「三大」というのが何を意味するのかは、ヒーラーさんによって様々なようです。カルナレイキやセイキムレイキを入れる人もあれば、全然ちがうレイキを挙げる人もいます。(たいてい自分が扱ってるレイキですわ)

そんな発展系レイキたちの中でも、とりわけ異色なのがこのセイキムレイキです。

何が異色って、あなた、シンボルやマントラから伝授の仕方まで、すべてこの本で公開しているのですよ。

ALL LOVE


そして、読者にハッパをかけます。

みんな、もっと自由にシンボルを発展させようよ!もっと自由に変形してみよう!新たなエネルギーを感じてみよう!・・・こんな感じです。笑

自由な変形の例も提示


伝授の仕方も公開



この本はアマゾンなどで誰でも買える本ですが、本を読んだからといって、伝授ができるってもんじゃありません。

もっと言えば、伝授を受けたからといって、すべてのシンボルが即使えるわけじゃないのです。(うわあっ詐欺!?)

特に波動の高いシンボルは、一度、伝授を受けたからといって、その高さの波動エネルギーをすぐに使いこなせるわけじゃありません。

そのために、セルフで何度も何度も伝授できるよう「アチューンメント瞑想」というワークが設定されています。「無限ダンス」というワークも、心身を調え波動を高めるためのワークで、セルフアチューンメントを助けます。そのほか様々なワークが取り揃えてあって、修行僧みたいにそれらを続けることによって、レベルの高いシンボルの使用も可能になります。実際、最高レベルのシンボルは、最高レベルの働きをしてくれます。ここに到達するのに、私は数年かかりました。(汗)

そういうエネルギーワークですから、何の思い入れもなく軽い気持ちで受けても、なにも楽しいことはありません。

セイキムレイキを受ける方は、一人残らず、セイキムが好きで好きでたまらない!という方ばかりです。そういう方々にとって、受講中はめくるめく日々となり、夢のように楽しい時間が過ごせます。ですが、それだけに終わらず、受講後もしっかりワークを続けていって、最高レベルのエネルギーを使いこなせるようになっていただきたい、と私は願っています。時間はかかるかもしれませんが、きっと納得のいくレベルに到達して、セイキムは一生の伴侶となるでしょう。

宇宙の根源の光が、私たちを救います。




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2020年8月22日

レイキの副読本~カルナレイキ(R)編~

お待たせしました。副読本シリーズ再開です。

前回はウスイレイキの本をご紹介しましたが、今回はカルナレイキ(R)です。

カルナレイキはウスイレイキ発展系と言われるレイキで、アメリカのウィリアム・リー・ランド氏のグループが構築した新しいレイキです。

今年の6月までは、エネルギーの純粋性を保持するため、センター登録制による一括統制で普及されてきましたが、7月から、登録制がいっさい廃止されました。テキストはセンター発行の正規本を使わなければいけませんが、それ以外は、教えるティーチャーに一任されることになりました。

今までは、登録申請書やらシンボルテストやらアンケートやら、修了時には送る書類が多かったのですが、それらが一切なくなって、楽っちゃあ楽ですが、反面、これまで当然のようにもらえていたウィリアム・リー・ランド氏のサインのはいったセンター発行の登録番号付きの修了証書もなくなりました。

このセンター発行の修了証書というのは、けっこうステイタスがあったのではないかと思います。それがなくなり、すべてティーチャーに任されるとなると、ティーチャーにとっては、自由度が増すいっぽう、責任も増すのではないかと思います。生徒さんも、より良いティーチャー選びを心がけないといけないですしね。

さて、こんな激動の話はちょっと脇に置いといて、今回は、カルナレイキをより深く理解し、うまく活用するために役立つ副読本をご紹介します。

The Book On Karuna Reiki(R)


著者はローレル・シャンティ・ガイアさんで、前書きをウィリアム・リー・ランド氏が書いています。全文もちろん英語ですが、単語がひろえれば情報は取れますから、そんなにしり込みするほどじゃないです。

私がこの本から得た情報でいちばん役立ったのは、各シンボルとチャクラの対応でした。

カルナレイキはシンボルがたくさんあるので、どこにどれを使えばいいのか分らん~というのが、生徒さんの一番の悩みです。基本の型があれば、自分で組み立てやすいのですが、ケースバイケースでやらないといけないとなると、組み合わせを覚えるだけでも一苦労。効果は抜群だけど、初心者には使いにくいのがカルナレイキの難点でした。

この本には、各シンボルがどのチャクラと対応しているかというようなことも書かれていて、それをシートにするだけで、なんとなく全体が見えてきます。もちろん、そのまま使って効果が出る場合もあれば、ぜんぜん別の使い方をしたほうがいい場合もあって、万能というわけじゃありませんが、ひとつの型として頭に入れておくと、自分で応用しやすくなります。

また、エンジェルとの対応表なんかもあって、エンジェル好きな方にはこちらも役に立ちそうです。


その他、楽しい瞑想なども紹介されています。


正規テキスト本には「シャドウセルフの癒し」の瞑想がありますから、まずはテキストにある瞑想をするのが必須ですが、時間があれば、この「神殿への旅」の瞑想もやります。いろいろと面白いことが体験できます。笑

そんなこんなな情報がつまった副読本、良かったらアマゾンでポチっとしてみてはいかがでしょうか。

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2020年8月19日

残暑お見舞い申し上げます

いまさらですが、酷暑です。

去年を上回る酷暑だと思います。

先週のお盆の週は、熱中症になりかけて、ほんと往生しました。 

なめてましたね、今年の暑さを。例年通りに過ごしていたら、気づかぬうちに大変なことに。あわてて生活習慣あらためました。午後はエアコンの部屋で過ごすと。

皆さまも、過剰なくらい、気にしてお過ごしください。

残暑お見舞い申し上げます。



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2020年8月14日

亡霊と過ごした夏~お盆の思い出~

 これは以前、古いブログに書いた記事ですが、時節柄、ちょうどいいので、再録してみました。


太平洋の真ん中にミクロネシア連邦という国がある。607の島々からなる島嶼国家である。16世紀以降、スペインやドイツに植民地支配され、太平洋戦争時には日本の管理下にあった。戦後はアメリカの信託統治となり、1979年に、名目上、独立国家となった。



2002年の夏、ミクロネシアに住む友達を訪ねて、日本から友人と2人で遊びに行った。

現地に住む友達は、現地の高校で日本語を教えていた。連れの友人はロシアで、私は日本で日本語を教えているという日本語教師仲間。そして、現地友人の住処であるアパートにもうひとつ部屋を借りて、2週間滞在した。


スぺイン統治の名残り


かつてはレムリアの首都かと騒がれたこともある謎の巨石遺跡(ナンマドール)や、太平洋一と言われる美しい海を毎日楽しむという、絵にかいたようなサマーバケーション。


人物は消しました


ナンマドール遺跡

子ども達のダンスショー。ハワイみたいな観光地じゃないので、大人のプロはいない。今はどうかしら?

こちらが先生。立ってるだけで分かる。さすが先生やね。


海にも観光にも飽きてきて、さあ、今度は何をしようとなった時、ちょっと面白いところがあるってことで、旧日本軍の戦跡ツアーをすることになった。太平洋海戦の主戦場だったこのあたりの島々には、旧日本軍の戦跡がいたるところにある。

で、行き先は、メインアイランドから水上タクシーで15分ほどの小島ランガルー島。

島に着くと、友達はまず、島の酋長のおじいさんのところに挨拶に行った。島の酋長は、ミクロネシアでは法律より力のある存在なのだ。

その酋長さんは、イメージしてた様子とはかなり違っていた。

びっくりするほど立派な体躯で、しかも、これまたビックリするほど優しい目をしたドイツ系ハーフの映画スターのようなおじいさん。笑

「今から戦跡ツアーやらしてもらいます!(←現地語ペラペラ、さすが語学教師!)」と友達が挨拶すると、おじいさんは、そんならこの子たちに案内してもらうといいと言って、中学生と小学生くらいの兄弟2人に懐中電灯を持たせて付けてくれた。

で、犬と現地ボーイ2人と日本人女子3人のツアーグループは、ヤシの木の森の中をずんずん歩いた。

島は熱帯性の樹木や雑草におおわれていたが、よく見ると、海沿いに日本軍のつくったコンクリートの舗装道路があった。なかば砂に埋もれてはいたが、現地人がつくったのではないことは 一目瞭然だ。その道ぞいに、朽ち果てた鉄の給水タンクや戦車のような重機類がうち捨てられ、放置され、ほしいままにつる草におおわれている。おお、これが戦跡か…

廃墟マニアな私も、これだけで十分満足していたが、ふと見ると、子どもたちはそんなものには目もくれず、さっさと歩き続ける。

どこまで行くのかな?と不思議に思っていたら、道からちょっとそれたところで、ごそごそ葉っぱをかき分け、なにやら地底への入り口のような狭い穴を掘り出した。

鉄格子の扉を開けると、するりと体を滑りこませ、我々にこっちへ来いと手招きする。ええっ、こんな狭い穴の中に入るんかい?? こわいやん…

しかしまあ、ここまで来て帰るのも何なので、続いて滑りこむと、中はあっと驚くほど広かった。

天井も床も綺麗にコンクリートで成形されたトンネルの中に我々はいた。

こりゃ基地?防空壕? 

こんな太平洋のど真ん中の辺鄙な小島なのに、国道のトンネルにも見劣りしないほど細部まで綺麗に仕上げられている。

あまりの美しさ、丁寧さにびっくりして、口あんぐり。ジャパンテクノロジーの凄さを、改めて思い知った。

そんな驚きをよそに、子どもたちは得意げに、踊るような足取りで色んな部屋を通り過ぎ、なおもずんずん奥へ進む。

そうして、一番奥のスペースに辿り着くと、入口からの光も届かぬ真っ暗闇の地底世界。懐中電灯の意味を初めて了解した。

不気味な暗闇の中で、一人が「ここで記念写真撮ろう」と言いだした。(誰や!?あ、あたし…)

記念撮影にはいるのを断固拒否した友人をカメラ担当にして、我々は子どもたちと一列に並んだ。

「左の人、もうちょっと寄って。はいらんよ」などとカメラ担当が日本語で言うので、あんた、日本語で言ってもこの子ら分からんよ…と心の中でつっこみ入れながら、撮影終了。

終わると、カメラ担当者は、なぜか一目散に来た道を駆け戻り入口の開口部に突進する。

みんなが穴から出ると、子どもたちはまた丁寧に格子の扉を閉めた。

暗闇の中から出ると、さすがに南洋の太陽は眩しく、さっきまでのことが夢のように思われた。

眩しい光の中を船着き場までぶらぶら歩いていると、カメラ担当の友人が妙なことを言いだした。

「写真撮った時、うちら何人やった?」

「え、何人って、あなたカメラ持ってたし、並んでたのは私とMさんと子ども2人だから4人でしょ」

「そうだよねえ…4人よねえ…… でも、5人いたんだ…」

「はあ??」


妙なことを言いだした本人は、だが、その夜も平和に爆睡していた。

しかし、私は大変だった。

明らかに、連れて来てしまった。

ていうか、ついてきてしまっていたのだ・・・


メインは一人、記念撮影に並んだとおぼしき若い日本人兵士。

しかし、その夜は彼だけじゃない、仲間みんな引き連れて、わいわいうちらの部屋にやってきていた。

我々が借りていた部屋はけっこう広くて、10畳くらいの寝室とは別に、広々としたLDKがあった。で、姿なき人々は、リビングのほうでわいわいやっているのが私には分かった。時々、寝室にまで入ってきて、じぃーっと顔を覗き込むのも感じた。ああ、連れて来ちゃったよ…どうしよ…と眠れぬ恐怖の一夜を過ごした私。

旅行中は日付や曜日なんか全然頭にないが、気づけばその日は8月13日。

あちゃ~!と思いつつ、こうなったら供養するっきゃないと観念して、14日からは食事も一人分多く作ってお供えし、線香代わりにインセンスを焚いてお経をあげた。

一日、供養に努めたが、15日の朝はいよいよ帰国の日。

送り火まではできんけど、どうか成仏してくださいと、前夜、しっかりお祈りした。(福岡では15日に送り火を焚くので)

明けて15日、幽霊さんの送り火がかなり気がかりだったが、帰国便を延ばすわけにはいかない。後ろ髪を引かれる思いで空港に向かった。が、空港に着いて搭乗手続きしようとしたら、空港全体が何か変。

え、なに? 飛行機飛ばないって? そんなアホな!こんなに天気いいのに。

どうも機体の故障とかで、来る予定の飛行機が来ないらしい。ええっ??(驚)

結局、航空会社の世話してくれたホテルに一泊することになった。


友人は現地の友達と映画を見に行ったが、私は供養があるので、その日は夜までお経三昧(^_^;)

ロウソクとインセンス買い足して目いっぱい焚き、しっかり送り火までやりきった。気づけば15日は終戦記念日。嗚呼・・・


翌日は何もなかったようにすいすい搭乗でき、しかもグアムではヒルトンにトランジット泊(食事まですべて航空会社持ち)。

ホテルの窓からプールの賑わいを眺めていると、南の島の出来事がすべて夢の中のことのように思えた。あれは一体なんだったのだろうか… 


さて、帰国してからの一番の関心は、フィルムカメラのあの写真に何が写っていたかってこと。さて、どうだったでしょう… 南無南無


あまりにホラーすぎて、当時、あわてて写真を廃棄したようで、今見ると、旅の後半の写真のネガがなく、それゆえデジタル記録にも残せていませんでした。これはこれで残念でなりません。


ネットから拝借した最近のミクロネシア。日本から近く、太平洋で一番美しい海でシュノーケリング楽しいですよ。鎖国が解かれたら是非。

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2020年8月11日

夕焼け

 昨日は、台風が九州近海を通過していきました。

雨がやんだタイミングで、綺麗な夕陽が見えたので、二階のベランダから、久しぶりに撮ってみました。






思えば、数年前までは、素晴らしくダイナミックな夕焼けがしょっちゅう撮れてたのに、近頃、ほんとに少なくなりました。これも地球の変容プロセスの影響なんでしょうか。


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2020年8月10日

蒔いた種を刈り取る

 真夏が来たと思ったら、すぐ立秋になりましたね。

今年の夏もたしかに暑いけど、数年前の長くて暑い夏に比べると、まだずいぶんマシなように思います。

そんな暑い夏真っ盛りの今日、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

何の前触れもなしに、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」という聖句について書いてみようと思いました。

これは聖書に書いてあると言われていますが、私も意識してこの表現を探したことがないので、ホントのところ、どう書かれているのかは知りません。ですが、日本人は「因果応報」という仏教の因果律に馴染んでいますから、すんなり頭に入ってくる言葉ではないでしょうか。

ただ、あいにくなことに、「因果応報」自体、けっこうマイナス面に限って使われる懲罰的表現なので(悪いことしたら悪い結果が出るのはあたりまえだろ、みんなお前が悪いんだよ的な)、お釈迦様はきっとあの世で哀しんでおられると思います。(そんなつもりで言ったんじゃないのに~~)

そして、また残念なことに、この「蒔いた種」も同じような捉えられ方をされることが多いのではないかなと思います。(そんなつもりで言ったんじゃないのに~~)

小さいときは可愛かったのに、大人になったら残念な人間になって親を困らてせる・・・と嘆くあるお母さんに「自分で蒔いた種は自分で刈り取れって言葉があるように、自分が育てた子がどんなに困った大人になっても、最後まで向き合わないといけないもんです」と言ったことがあります。(えらそう)

ですが、どうも、この聖句は、本来、そういうマイナス面を強調するような言葉ではなく、佳き種を蒔くと、どんどん育って佳き実りをもたらす。どんな小さな種でも、蒔いたら、何倍にも育って素晴らしい実りをもたらしてくれるから、佳き種を蒔きましょう、というのが本来の意味なようです。因果応報だって、良くも悪くもそういう因果律が働くと客観的に言っているだけで、みんなお前のせいだと自己責任を追及してるわけじゃない。


因果律は宇宙の法則ですから、取るに足らないと思われるどんなに小さな善行でも、時季がくれば、大きな実りに育ってることに気づくはずです。最初からどでかいことをする必要はなにもない。小さな種を蒔きましょう。それはいつからでもできます。


タロットのペンタクル7のカード。蒔いた種がまさに実った状態

ケース1:うわ、こんなにいっぱい実がなった。嬉しいけど、何に使おかなあ・・・と悩む農夫さん。(けっこうな退職金をもらったけど、使い道ぜんぜん考えてない人状態)

ケース2:あんなにいっぱい種を蒔いたのに、え、これだけ?とがっかりする農夫さん。(想定外な退職金の少なさに茫然とする人)


何が佳き種かって、自分の良心が喜ぶものが佳き種だと私は思います。

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2020年8月1日

10枚のカード~集中力の使い方~



やっと梅雨が明けて、8月になりました。

出かけろ! いや、出かけるな!
ワケわからん政策に翻弄されている日本国民の皆さま、お元気でしょうか。

出かけるときも、ステイホームするときも、熱中症には要注意ですわよ。
きらり特製極薄おしゃれレースマスクをお持ちのかたは、外出の際には、ぜひ活用なさってくださいませ。

極薄マスクご希望の方は、遠慮なく、リクエストくださいませ。いや、リクエストなくても、身に覚えのないきらりマスクがあなたのポストに届くかもしれません。(アベちゃんマスクより使えるよ)

さて、レイキの副読本シリーズを中断いたしまして、今日は、ステイホーム派の皆さまに面白い本をご紹介したいと思います。

私も最近、やっと読んだのですが(積読状態でした)、活字が苦手なかたでも軽く読めそうな、久々の大ヒットブックです。

『ざんねんな努力』



この本は、私たちが無意識に実践しているガンバル生活様式について外側から光を当てて、ふりかえり見つめなおしを促してくれる本です。

大切なことを書いているわりには、日本昔話レベルのやさしい話なので、読書が苦手なかたでも、ガンバらずに(ここ大事)、あっという間に読めます(笑)。

あらすじは、ガンバール国の若者が、もうガンバルのが嫌になって、ある日、家出して、隣のガンバラン国を旅するというお話です。

そこで、様々なガンバラン国民に出会うのですが、うまいなあと思うのは、最初に出会った黒セーター一家のエピソードが私のツボにはまって、どんどん読み進んでしまうという。一話目が大したことなかったら、あと読まなかったかもしれないけど、このつかみはうまかった。数時間で読了してしまいました。

その第一話の話で、ほお~っと思ったのは、「意志の力には限界がある」という事実です。(科学的に証明されているらしい)

私自身、けっこう意志力で押し通すところがあって、これができたのは、やっぱり体力があったからなんだと再確認しました。

意志力=体力(いろんな意味での体力)というのは、けっこう昔から気づいていたことではありますが、じゃ、無理がきくほど体力がない人、歳とって体力が衰えた人は、どうしたらいいのか、ってことは分かりませんでした。

で、ここで誰でも使えるワザを教えてくれます。
意志力カードを10枚と限定するテクニックです。

人間は、集中して意志決定につかえるカードは、一日10枚しか与えられてないそうです。
そんな消耗品である意志力を、ここぞという場面のために残しておくために、自分にとって重要度の低いものは、自動化してしまう。

黒セーターはスティーブ・ジョブスのトレードマークですが、彼も、お洋服という自分にとっては重要度の低いものを自動化して、毎日、あれこれ迷うことなくスパッと身を包むために選んだユニフォームが黒セーターだったわけです。そのおかげで、重要なことには、じっくり集中して意志力を使えると。



私たちは、自由意志だとか選択の自由だとか、もってるものはバンバン使わなくっちゃ!とばかりに、いちいち、一から選んで、決めて・・・ということを一日に何回もやります。そしてそのせいで、クタクタになるわけです。

で、本当に重要なことや集中すべきことも、ランチ選ぶレベルの意志力で決定してしまう。そりゃ、大物にはなれませんよね。いや、大物にも何者にもならなくていいけど、毎日、くたびれてしまいます。こんなこと何十回もしてたら、体力消耗激しいですから。

そんなこんなで、自分にとってたいしたことない事項は、すべて自動化(あらかじめ決めておいて、何も考えずに実行できるシステム)すれば、ここぞという場面では、バッチリ頭が働いてくれるわけです。

1週間に着る服はこれ、毎日朝ご飯はこれ、昼はこれ、と決めておいて、でも、晩御飯にはこだわる、とか。

人によってこだわりポイントは様々ですから、ご飯にはこだわる! なにをおいてもファッションよ!という人もいれば、仕事第一!って人もいるでしょう。

重要度の低いものを自動化することによって、身体の疲れは軽減できるし、いざというときの集中力も増すというわけです。頑張らなくても、人生が光ってきます。

こんな話があれこれ書いてある本です。良かったら、どうぞ~


ぜんぜん関係ないけど、10枚のカードの写真をとるために、旅行で買い集めたトランプコレクションの箱を開けてみましたが、こんなすてきなトランプも持ってたんですねえ。ロシアで買ったと思います。死蔵とはもったいない。


赤と青、2色のカードがセットになっているカンディンスキーのトランプ。
トランプゲームもトランプ占いも楽しいですよ。
私も久しぶりやってみようかな。

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