2014年11月30日

ネガティブなエネルギーと咳


レイキヒーリングの世界では、その人にとって不要となった気(エネルギー)を「ネガティブなエネルギー」と申しております。

東洋医学などでいう「邪気」とも似ていますが、東洋医学では外から来るものを「邪気」、自分で作るものを「怒気」と使い分けているようです。

「ネガティブなエネルギー」なんて、もって回った言い方しないで、もっとすばり「邪悪な気」とか「悪いエネルギー」って言えばいいじゃない? と思われるかもしれませんが、気(エネルギー)自体に良いも悪いもありません。善悪は、そのときどきの個人の必要、判断に応じて変化します。昔夢中になって集めたヨンさまグッズは、いまでは粗大ごみ、不要品かもしれませんが、それそのものに善悪はないはずです。

気(エネルギー)は、身体の中を滞りなく流れているうちは有用なエネルギーとして機能していますが、淀み、停滞し、とどこおって、スムーズな流れを阻害するようになると、「ネガティブ・エネルギー」となります。

レイキでヒーリングすると、このようなエネルギーの滞りが動き始め、不要になった気が体外へ排出されます。そうして、スムーズな気の流れが回復し、健康が増進されるわけです。

レイキは相手の邪気、ネガティブ・エネルギーの影響を受けにくいと言われています。ですが、はっきり言って、まったく影響がないわけではありません。

私などもヒーリングをしているとき、時々、咳きこむことがありますが、この「咳きこむ」に関しても、二通りの考え方があるようです。

ひとつは、ヒーリー(ヒーリングを受けている人)から放出されたネガティブ・エネルギーをもろに受けてしまったから咳きこむ、という考え方。

もうひとつは、本来はヒーリーが咳きこむことで排出すべき不要なエネルギーを、代わりにヒーラーが咳をして出してあげているという考え方です。

どちらにしても、ヒーリーは不要なエネルギーをしっかり手放しているので、ヒーリング効果は出ていることになります。

あとは、ヒーラーの考え方次第というところでしょうか。

もろに受けたと思えるときは、ヒーリングポジションを工夫して、もろに受けない姿勢にするといいでしょう。代わりに咳きこんでいると思えるときは、思いっきり咳きこめばいいでしょう。
いずれにせよ、そんなに大きなダメージはありません。
咳はすぐにおさまって、ふたりともレイキのエネルギーによって癒されていきます。











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2014年11月24日

ストレッチポールとレイキ


ストレッチポールってご存じでしょうか。ただいま大人気の棒です。こんなの。


1万円近くする本家本元の公式「ストレッチポール」だけでなく、お手軽価格の「ヨガポール」「ピラティスポール」「ストレッチローラー」など、様々な製品が売られております。

ジムではじめてストレッチポールのクラスに入ったとき、ポールの上に寝て「ベーシックセブン」という7つの基本動作をおこないました。こんな感じ。


エクササイズが終わって床に移動したとき、すごい効果に驚いてしまいました!
背中の感覚が、始める前とぜんぜん違う・・・

で、感激のあまり、速攻で購入しちゃった。

自宅でも、元気のあるときは、ベーシックセブンをしますが、疲れて何もしたくないときは、ただ寝るだけ。エクササイズをしなくても、ポールの上に寝そべってるだけで、背骨のゆがみを整えてくれます。肩甲骨も開きます。

そのうち、ポールの上でぼ~っと寝ているときに、セルフヒーリングをすると気持ちいいのを発見しました。腰の後ろに手を当てやすいんです。

布団や床の上であおむけになってセルフヒーリングすると、前面はいいんですが、背面に手を当てると、体の重みで手がうっ血しそうになる(重いからかっ??)。それが、ポールの上だと、ポールの高さだけスペースがあるから、ラクに手を当てていられます。背面集中でやりたいときは、ストレッチポール使えますよ。

ヒーリングを終えて、ポールから滑り降りて床に仰向けに横たわると、背骨がまっすぐになり、骨盤も整ったのを感じます。レイキで内側も気持ちよく整い、ちょっと至福なとき。


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2014年11月20日

チベットの五大元素-地・水・火・風・空-


面白い本を読みました。
テンジン・ワンギェル・リンポチェ『チベッタン・ヒーリング 古代ボン教・五大元素の教え』

チベットの思想文化は、1万7千年前から続く土着宗教であるボン教が土台となっているそうです。チベットでは、あらゆる事象は五大元素-地・水・火・風・空(ち・すい・か・ふう・くう)-によって成り立っていると考えられています。

カルナレイキ®は、チベット系のレイキと言われており、地・水・火・風・空とも深くかかわっています。また、タロットカードの小アルカナの4つのスートは、それぞれ地・水・火・風を象徴していると言われています。

そんなこんなで、ざっとですが、五大元素についてまとめてみました。
ご興味ある方、お読みください。出典は上記図書です。

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◎ 地

大地は生活の基盤となる。地の元素の主な性質は、重い、堅い、土台となる、安心感など。地は重力の場である。地が豊穣な性質を発揮するのは、十分な熱と潤い、すがすがしい風に恵まれ、ほかの元素と調和を保っているときだ。

地の高次の性質は、覚醒の中に揺らがずに居続けることだ。

内的な地の元素が安定していると、落ち着きと自信と安心感が生まれる。

地の元素が過剰であれば、鈍く、だるく、ぼーっとして、怠惰である。

地の元素が少ない場合、頼りなく、ふわっと宙に浮いているようで、地に足がつかず、イライラしやすくなる。


◎ 水

水はよろこびである。水の元素のバランスが取れていれば、気持ちよく生活できる。

水の高次の体験は、生のよろこびである。それは生きていることの本源的なよろこびであり、外的状況からもたらされるものではない。

水の元素が多すぎると、澄み渡った感覚がぼやける。感情過多の波に振り回され、一時の感情にのまれ、涙もろく、自己憐憫の罠にはまりやすくなる。感情の満ち引きに流されやすくなる。

水の元素が少なすぎると、内的な不快感に悩まされ、よろこびがなく、他人の中にいて居心地が悪い。


◎ 火

火は創造力、なにかを始める力、そしてやり遂げる力だ。直観力、情熱、興奮しやすいことも関連した性質である。

火の元素のバランスがとれていると、仕事がよろこびとなり、みごとな成果をあげる。火は楽(らく)と喜びに結びついているが、水の満足や受容のよろこびとは異なり、もっと激しく、身体の快楽、感覚が目覚めるよろこびと結びついている。

火の元素の高次の体験は、生きていることを祝福と感じるよろこびだ。

火の元素が多すぎると、すぐに興奮する。ちょっとしたことで怒りに火がつき、衝動的に反応する。

火の元素が少ないと、エネルギーとやる気に欠ける。活力が湧かず、インスピレーションにも欠ける。していることが楽しく感じられない。集中することもできない。新しいことは何もやってこない。人生は無味乾燥な日々の繰り返しである。


◎ 風

風は変化変容の元素だ。好奇心と向学心、順応性にも関連している。

風の元素がバランスを保っていると、心配事や困難があっても道が開かれ、解決策がみつかる。フレキシブルになれる。ひとつのことがうまくいかなくても、ほかのことを楽しむ余裕がある。ネガティブなものをポジティブなものに変えることができる。

風が多すぎると、安定感をなくし、現状に満足することができない。あるがままを受け容れることができず、足元にあるはずのよろこびを感じることができない。今の場所よりほかの場所がよく見え、新しい場所に移ると、またどこか行きたくなる。

風が少ないと、ひとつのことに囚われやすくなる。何かを変えるのに、大変な努力が必要となる。どんなに些細なことでも、気になることがあると、いつまでも抱え込んでしまう。

風の元素はプラナと呼ばれ、心を運ぶ乗り物である。風はすべてのものを結合させ、すべての関係を成り立たせている。プラナはあらゆる場所、あらゆるものに浸透している。プラナは存在の根源的なエネルギーだから。


◎ 空(スペース)

すべては空から生起し、空の中に存在し、空の中に消えて行く。
人間の内部では、空の元素は意識となる。体験とは、意識の中に生起し、意識される中身であり、同時に意識そのものでもある。

空の元素がバランスを保っていると、人生に余裕が生まれる。何が起きても受け容れることができる。焦ることなどまったくなく、感受性も豊かで、とても寛容である。体験と自分が乖離していることもなければ、体験に執着することもない。体験そのものを追いかけたり、そこから逃げたりもしない。体験している自分自身にしっかり根をおろしている感覚がある。

空の元素が多すぎると、うわのそらとなって、空の中身(ほかの4つの元素)との結びつきが失われる。糸が切れたような宙ぶらりんの感覚におそわれる。根なし草となって置き去りにされた感覚だ。自分を見失い、現実感がもてない。体験とのつながりがもてない。

空の元素が少なすぎると、すべての体験に支配されてしまう。あらゆることが、突き破れない壁のように立ちはだかる。空の元素が少なすぎると、他の元素のどれかが増大し、それに支配されてしまう。

私たちは、仕事や人間関係、興味、身体的特徴といった外的条件で自分が何者であるかを規定しようとする。これは、空の内容、つまり何を経験しているかを見ていることで、経験している自分を見ていることにはならない。だから、これらの内容のひとつを失うと、自分自身の依って立つ根拠を失ったように思う。私たちはいつも狭間で揺れていて、自分が何者か、ということに確信がない。

もし、空と自分自身が完全に統合されていれば、それは心の本性の中にいるということだ。そのとき、私たちは自由だ。なぜなら、心の本質を知っているので、その時々の状況によって自分が変わるわけではないと知っているからだ。
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五大元素の内容と作用は、チベット文化の様々な分野で、様々に異なりますが、一般的な内容をかいつまんでご紹介してみました。ご興味ある方、図書館で探してみてくださいね。




四方を地水火風に囲まれ、
空の輪の中で舞うダンサー

大アルカナのゴール「世界」のカード

すべての調和が完成したとき
身も心もふわりと軽くなり
思わず手足が動いて踊りだしてしまう
そんな自然な姿をあらわしている

と、いま気づいた(うふ)









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2014年11月18日

レイキをどんどんレベルアップさせるために必要なこと


伝授(アチューンメント)を受けると、レイキエネルギーにつながり、そのエネルギーを受け取ることができるようになります。受け取ったエネルギーを、手を通してヒトやモノなどに流し、ヒーリングすることができます。

さて、パワフルなヒーラー、効果を出せるヒーラーになるには、どうしたらいいのでしょうか?

役に立つ講座をたくさん受ける
本をたくさん読んで知識を増やす
優れたヒーリングテクニックを習得する
使えるヒーリングツールをもつ
自分の感受性を高めて、より敏感になる
人を癒してあげたい、幸せにしてあげたい、という優しい心をもつ
・・・・・・

こういう努力はもちろん必要です。

ですが、どんなヒーリングメソッドにせよ、土台は、それを使う自分自身です。
自分自身の状態が基礎になります。
「自分」という基礎が崩れていては、どんなに素晴らしい道具も知識も技術も能力も愛情も、
活かすことはできません。それどころか、マイナスの方向に向かってしまうことも・・・

自分は無問題!と思う方も、一度、謙虚に我が身を振り返ることが必要になってきます。

自分自身の状態はどうだろうか?
幸せだろうか? 
なにかを怖れてないだろうか?
地に足をつけて立っているだろうか?
本当の心の声をちゃんと聴いているだろうか?

きらりでは、ウスイレイキの初級(1stディグリー)伝授後の21日間は、しっかりセルフヒーリングをおこない、自分自身を感じ、見つめ、浄化していただきます。この作業は、21日間だけにとどまらず、これ以降も、常に心がけるべきこととしてあると思います。自分自身の土台作り、自分が輝くこと、これが結局レイキ上達の王道であり近道でもあります。

これはレイキだけでなく、すべてのものに共通していると私は思います。
この世の中、テクニックやツールだけで乗りきれるものは何もありません。
だからこそ、どんなにコンピューターが発達しても、最終的には人間が必要とされるわけです。











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2014年11月13日

冬の美肌にもレイキ


レイキはココロとカラダどちらにもよく効きますが、今日はカラダに効くレイキのご紹介です。

寒くなると血流が鈍って、お肌もカサカサしてきますよね。
そんなときにピッタリの美肌技法をこっそりお伝えしますね。

まずはじめに、準備として、レイキを使える方も使えない方もできるワザをご紹介します。
顔に直接手をのせるので、手は綺麗にしておこなってくださいね。

1.こめかみをはさみこむように、両手を顔の両脇にぴったりつけます。

2.鼻から深く息を吸います。

3.鼻から細く長く息を吐きます。吐きながら、両手をブルブルと小刻みに上下に揺らします。
この動作は、手を揺らすのではなく、顔の皮膚を揺らすのが目的です。なので、皮膚がしっかり揺れるようにブルブルしてください。といっても、激しく揺らしてはいけません。小刻みやさしくバイブレーションします。上下に強く引っ張るとたるむので、ご注意。あくまでも小刻みに。

4.吐く息がなくなったら、バイブレーションを止めます。動作を止める時のポイントは、上下に揺らしている手が上にきたときにストップです。下だと皮膚が下にさがります。小さなことですが、大事なポイントです。

5.ふたたび、鼻から大きく息を吸います。そして、吐く息でバイブレーションします。
バイブレーションは吐くときだけです。

数回おこなうと、皮膚がポカポカしてきます。

レイキを使える方は、ここからウスイレイキの第1シンボルを活性化してください。

ほどよくポカポカしたお肌を包み込むように、両手で顔を覆います。そのまま、しばらくハンドヒーリング。力んでエネルギーを出す必要はまったくありません。むしろ、手の甲側から出すくらいのやさしい感じでヒーリングします。(レイキを使えなくても大丈夫。素手でハンドパックしましょう。力まずにね)

手の位置を移動させながら、まんべんなくお顔すべてを軽く覆ってヒーリングします。額やアゴ、耳も忘れずに。ついでに鎖骨までしっかりヒーリングしましょう。もう十分と感じられたら終了です。

バイブレーションからハンドヒーリングまで、フルでおこなっても5分~15分程度なので、眠る前や目覚めた時、布団の中でおこなえます。

この技法は、血流を促進し、乾燥しがちな肌の保湿、細胞の活性化、お肌のターンオーバー促進に効果的です。また、日頃、緊張しがちな顔の筋肉もゆるめてくれます。寒い冬、布団の中でもできるテクニックなので、一度、お試しあれ。















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