2019年12月9日

手づくり 温活まわたパッド(おまたカイロ)

タイトルを書きながら、いったい何のブログじゃ??
とセルフつっこみを入れつつ、それでもアップしますね。

じつはこの歳になってはじめて、膀胱炎なるものを体験いたしました。思い切って人に話すと、経験済みな女性って意外と多いんですよね。そうかそうなのか・・・

なんせわたくし、シニアになるまで病気知らずな人生でしたから、女性なら一度は経験するであろう病いも経験がないのです。(でも今、めいっぱいいろいろ経験してますから、すでに皆さんに追いつけ追い越しておりますわ。おほほ)

で、膀胱炎にかぎらず、女性の下半身にかかわる不調には冷えが大敵、という事実を、ツライ経験とともに身をもって味わい、知ったわけです。

それで、いかにして冷えと闘うかについて情報を集め、知恵をしぼって考え、実験してみました。

まず、貼るカイロを腰に貼るのは基本中の基本です。
が、春以降はどうする? てことで、カイロの季節じゃない時用に、真綿の腰座布団(ミニクッション)みたいなものも手づくりしてみました。

ちなみに、真綿というのは、オーガニックコットンのことではなく、蚕の糸でできた絹100%のワタのことです。




こんな立派な繭からグレードの高いシルクを作った残りの糸が、真綿素材になるそうです。

購入するときは、「手芸用 真綿 絹100%」で検索すると目指すものにヒットしやすいと思います。こんな感じの製品です。



腎臓や仙骨を温めるには快適な腰座布団ですが、これだけではとうてい膀胱炎には対抗できません。腰に貼るカイロだけでもダメです。(もちろん腰を温めるのは必須です)

色々やった結果、ダイレクトにおまたを温めるのが、一番きもち良く、効果が高い、ということを知りました。

それで、毛糸のパンツの中に「貼るカイロ」を貼って、おまたを直接温めてみました。

保温という点では悪くはないんですが、市販のカイロって固いんですよね。デリケートな部分に固いカイロが当たるのは、非常に不愉快なものです。

それで、腰座布団の小型を作ればいいやん!とひらめいて、手づくりしてみたのがこちら。




ピンクのネルの生地は、自宅に長期保管されていたものです。たぶん40年もの。経費節減のため在庫フル活用。

ショーツに直接ではなく、その上にはく毛糸のパンツやレギンスに貼るのを想定しているので、マジックテープを取り付けています。マジックテープは2枚一組ですが、イガイガのほうだけ使いました。これだけで十分ストッパーの役目を果たしてくれます。

直接お肌には触れないとはいえ、洗濯回数は多いでしょうから、わたが片寄らないように中央をミシンで押さえています。丁寧にするなら、手縫いで、全体にしつけを入れるのがベストですが、今回はちゃちゃっと縫ってしまいました。
(補足:洗濯したら、みごとに中央から折れてしまったので、ミシン目を全部はずして、手ぬいで全体にしつけ直しました)

で、この真綿パッドをおまたに当てると、温度自体は市販のカイロには及びませんが、体温となじんで、そこはかとなく温かく、その心地よさや温活効果は、市販のカイロより遥かに上だと実感いたします。厳寒の日に外出しても、寒気を寄せつけず、ほかほか温かく、シルクパワーすごい!

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