ちょうど今は、夏越の大祓の時期にあたります。
半年間の穢れ(気枯れ)を祓う神事です。
良かったら、行ってみてください。
「このお祭は、大祓神事を中心に行われ、
夏季に流行する悪疫を除去し、
心身の罪・穢れを人形(ひとがた)に託して祓い除き、
清々しい気持ちで、毎日を無事に過ごしていただくための祈りを込めた神事です。
水無月(みなつき)の夏越(なこし)の祓(はらえ)する人は、
千歳(ちとせ)の命 延(の)ぶといふなり
という古歌を奉唱しながら神職と共に茅の輪(ちのわ)をくぐり、
厳しい夏を健やかに過ごせるよう祈ります。」
(宗像大社HPから引用)
私が初めてこの茅の輪くぐりをしたのは、2011年の夏。
京都の車折神社でした。
車折神社の茅の輪 鳥居の柱に設置された筒に入った茅を数本いただいて DIYで茅の輪を作るのが流儀だと 参拝者のおばちゃんに教えてもらった ハンドメイド茅の輪を作ったのがこれが初体験だった |
神社によっては、大祓期間中、ずっと境内に茅の輪を設置しているところがあります。
京都には多いです。
車折神社ではこの茅の輪をくぐっただけですが、その後、正式に神事に参加したのは、2013年、久留米の高良大社でした。
神職さんの後をついて、祝詞を唱えながら、茅の輪を八文字(無限大マーク)を描くように回ってくぐります。その後、社務所でミニ茅の輪を購入して、うちの玄関にかけました。なかなか清々しかったです。
高良大社で茅の輪くぐり
http://inoxsakurako.hatenablog.jp/entry/20130602/p1
このときの茅の輪くぐりは6月1日で、高良大社の神事へこかき祭り最中でしたが、一般的な夏越の大祓の日=6月30日も、もちろん開催しているようですよ。
たいていの神社では6月30日にこの神事が執り行われます。
六本松の護国神社でもあるようです。
護国神社でもあるくらいだから、筥崎や香椎や住吉でも夏越大祭はあります。
お櫛田さんは山笠一色で一般人の立ち入るスキもなさそうですが。
ただ、神社によっては、6月末ではなく、時期がずれるところもあります。
私の心のmy神社=宗像大社は、なんと7月31日です。
6月30日に行きそびれた方も、どこかでチャンスが巡ってくるはずですから、無理して雨をついて、出かけることはないと思います。
出かけるのがそもそも難しい方には、郵送という手もあります。
じつは、私はもっぱらこの方法。ふふ
神社でご祈祷を受けるとき、エントリーシート?に住所氏名生年月日など個人情報を書きますよね。どういう基準かは分かりませんが、それに基づいて、大祓神事のお知らせが届きます。ま、DMみたいなものなんでしょうかね。
ただ、今どきの神社は、これはやってないようで、今年、ご祈祷を受けた神社からは、DMは一通もきていません。やみくもに個人情報利用しちゃダメということになってるようです。
ですが、昔の神社からは、毎年、夏と年末、必ず、大祓祈願祭のお知らせが届きます。
形代の紙の人形に息を吹きかけて、穢れを移し、返送します。
郵便局で初穂料を振り込みます。
その形代は、神事に実際に参加するしないにかかわらず、同じように神事でお焚き上げされるようです。
で、料金に応じて(あるいは規定どおり)、おふだやミニ茅の輪が郵送されてきます。
うちにくるこの手間なし(笑)大祓のお知らせは、宗像大社と宇佐神宮からやってきます。
両社とも、10~20年前にご祈祷を受けました。
当時は、DMあたりまえ!だったんでしょうね。
ま、おかげで、これ幸いと、乗っかってる私がいますが。
宗像大社さんは、長年のお得意様だからか、お知らせ封筒に、すでに新たな神札が入っています。料金払い込むのはもう前提、な関係です。
宇佐神宮さんは、神事が終わってから、神札ではなく、ミニ茅の輪が送られてきます。
半年ごとに茅の輪を取り替えないと落ち着かないので、毎回、お世話になっています。
公式HPより |
神事に参加すると清々しさもひとしおですが、それが無理な方は、手間なし郵送でもいいんじゃないでしょうか。
初穂料は千円からです。経済力に応じて払えば大丈夫。
人事を尽くし、神仏の護りもいただいて、厳しい夏を健やかにお過ごしください。
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きらり メニュー
http://inoxsakurako.blogspot.jp/p/blog-page_628.html
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