2019年3月20日

チャクラとお洒落と健康と~第4チャクラ~

前回から、ずいぶん間があいてしまいましたが、いよいよ今回は第4チャクラのお話です。



ご存じのように、第4チャクラはハート(心臓)の位置にあり、愛のチャクラ、心をつかさどるチャクラと言われています。

「愛」というと、私たちは「感情」と考えがちですが、第4チャクラのつかさどる愛は、感情とはちょっと違います。感情的な愛は、むしろ第2チャクラ由来のものです。

第4チャクラの愛は、いわば無条件の愛。(出た~~っ!)



高邁な「無条件の愛」の話にいく前に、まず、第4チャクラの立ち位置を再確認してみましょう。無条件の愛に到達する早道になるかもしれません。

今までみてきたように、チャクラ理論では、いちばん下に第1チャクラ(生命力のチャクラ)があり、下腹のところに第2チャクラ(感情のチャクラ)、みぞおちに第3チャクラ(自我のチャクラ)があります。ここまでのチャクラは総称して「下位のチャクラ」と呼ばれます。

いっぽう、第4チャクラの上にある、第5、第6、第7チャクラが「上位のチャクラ」です。

つまり、ハートチャクラは、下位と上位のチャクラの中間点に位置し、両者をつなぐ役目をはたしているのです。心は、「中心」をも意味しています。

下からのエネルギーは、ハートまで上がってきます。
上からのエネルギーは、ハートまで下りてきます。
ふたつのエネルギーは、ハートで混ざり合います。




ハートチャクラで上と下のエネルギーが出会い、両方のパワーがミックスされ、化学反応がおこります。どのような割合で、どんな調合がおこなわれ、結果がどう出るのかは、人それぞれです。下のエネルギーが強すぎるとか、上のエネルギーが多すぎるとか、バランスによって、さまざまな個性が発現するでしょう。

その人らしい総合力というか、人間性、特質、個性が生み出される大きなポイントになります。

よく「ハートを開きましょう」と言われますが、いっときイメージだけでハートを開いても、それを日常的にキープするのが難しいのは、ハートチャクラが、こういう重層的なエネルギーの調和のもとにあるからなのですね。

ハートを調えるには、地道な努力が必要です。
下のチャクラを調え、上のチャクラも活性化し、バランスよく調合していくと、ハートが徐々に調ってきます。そうすると、「無条件の愛」にも近づいていきます。

さて、いよいよ「無条件の愛」ですが、これは、ご存じ、無私の愛、見返りを求めない愛、ジャッジしない愛、すべてを許し受けいれることを意味しています。
対象は、まずは自分自身。

どうしても許せない、認められない自分の「問題ある部分」をも、許し、受けいれることができれば、あとはけっこう簡単です。

でもこれがなかなか難しい。なんせ、どうしても許せないことですから。
こんなこと許したらあかんやろ!と思うことも、許して、受けいれる。
これ難しいです。

許せない!と思ってしまうのは、私たちは、許して受けいれる=その状態を保つ・そのまま放置する、と考えてしまうからなんです。

いえいえ、その状態をキープしておけってわけじゃありません。どんどん変えていっていいんです。

変えていっていいんですが、その前にあるがままを認めず、許せず、全否定したまま、変えなくちゃ変えなくちゃと焦る気持ちは、ジャッジが入ってますからね。愛も慈悲もありません。「否定」しかない。
否定されたものの身にもなってください。どんな気持ちがします?
そこにはひとかけらの愛もありません。

まずは、受けいれる。受けいれがたいことでも、勇気をもって、受けいれる。すなおに認める。そうよあたしゃこんな人間よ・・・

出発はここからです。ここからスタートした変化だけが、本当の愛につながります。

自分自身でこれがやれたら、人にもモノにも応用できます。
これが、「まずは自分から」と言われるゆえんです。


さて、ハートを調えるには地道な修行が必要ですが、それをサポートするために、日々のファッションも活用していきましょう。

ハートチャクラのカラーはグリーンと言われています。サブカラーはピンク。

グリーンは、バランス、調和、安定、平穏をあらわします。
ピンクは、愛、暖かさ、母性、共生をあらわします。
ご自分の欲しい要素を考えて、色を活用してみてくださいね。

心がぐらぐらと不安定なときはグリーン。




心がひえびえと冷えているときはピンク。
優しくみせたいときにもピンク(笑)。




そして、なにより健康回復にはぜひグリーンを。
癒しの天使、ラファエルのカラーでもあります。


sakurako