前々から、地球はアセンションしている!大きな変容が起こっている!変化の時代だ!と言われ続けていました。
多くの人々が、う~ん、なんかそんな気がするかも・・・と、ぼんやり感じていたことが、ここへきて、あらがいようもなく現実化し始めています。時代は大きく変わりつつあるんですね。
旧い枠組みや考え方が機能しなくなり、さりとて、新たなモノがすんなりと馴染むわけでもなく、私たちは試行錯誤しながら、自分の道を探るしかありません。
そんな時代に重要なのが、これ。
大アルカナの「節制」のカードです。
大天使ミカエルとおぼしき天使が、水辺で杯から杯に液体を移しているの図。
節制のカードの意味は調べればすぐ出てきますが、ひとことで言うと「中庸・バランス」です。
ひとことでそう言われても、具体的になにそれ?ですよね。
しかも、なんでこれが変化の時代に重要なの?
ということで、まずは絵を見ていきましょう。いろんなことが読み取れると思います。
まず、ミカエルの足に注目してくださいね。
大地(理性・顕在意識・形あるもの)と水(感性・潜在意識・形なきもの)、両方にしっかり立脚しています。
そして、背景にある道と山と太陽。これらは見落としがちですが、意味は大きいです。
道の果てにある山ははるか遠くけわしいけれど、山の向こうから燦々と輝く太陽が姿を見せています。
この道は、まさに私たちが歩みはじめた長い道のりを表わしています。
険しい山は、それだけ課題が大きいということなのでしょう。
ですが、その先にあるのは、すべてを光輝かせる太陽です。
私たちが歩む道は、すべてそこにつながっていることを意味しています。
さて、そのために、何をすべきか。
それをミカエルは身体でもって示してくれているわけです。
もともとこの構図は、居酒屋がワインに水を混ぜてる図(やばっ)とか、ワインを杯から杯にを移しかえてる図とか言われています。貴重なワインをこぼさず移しかえるには、慎重さが必要ですよね。居酒屋さんは、毎日やってるルーティーンだから、意識せずとも、うまくやれるんだと思いますが。
で、居酒屋ならぬミカエルが、ちょっとニヤリとしながらこの移しかえをしているのが、私には微笑ましくてたまらないのですが(そんなことはどーでもええ)、なんで移しかえるのか? ここですよ。
最初の問題を思い出しましょう。
私たちは、変化変容の時代に遭遇して、馴染んだ古いやり方が通用しなくなりつつあります。
このふるい枠組みが、片方の杯と思ってください。新しい枠組みが、もう片方の杯です。
ふるい杯の中に入ってる貴重なモノを、新たな杯に移し替える作業を、私たちはしている最中なのです。
それをうまく完遂するためには、さまざまな工夫が必要となります。
大地と水(が象徴するもの)を両方バランスよく押さえることが、なによりも必要です。
迷いなく、集中することも必要でしょう。
明るい太陽を信じて、微笑みを絶やさず、前進し続けることも大事です。
背後で見守ってくれる花々=存在にも感謝です。
ひらめきも活用しましょう。
ふるい枠組みを突破しようとしているのですから、発想の転換も必要でしょう。
ぜったい必要!と思ってたものが、なくても大丈夫なこともあります。
ほかのもので代替できることもあります。
液体は、上から下にだけ流れるもんじゃない、下から上に流れることもある、と考えるのも重要です。
頭を柔軟にして、輝く太陽を目指して、ニンマリしながら、迷わず無理せずマイペースで歩んでいくうちに、きっと山を越えてると思います。
不安になったら、この「節制」の絵を思い出して、新たな工夫をみつけてください。
そして、どこまで自分は進んだのだろうと、思いめぐらしてくださいね。
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