2018年6月20日

ヒーラーのセルフケア

ずっと前に、同じような内容で記事をアップしたことがありますが、今また必要と思われるので、補足記事を投稿したいと思います。

レイキを学びに来られる方の中には、現在かかえている課題を克服するために伝授を受けたい方と、転ばぬ先の杖というか、これからに備えてレイキで準備しておきたい方、ざっくり2パターンあるように思います。もちろん、多くの場合、ミックスされていますが。

さて、プロ・アマにかかわらず、良いレイキの使い手になるには、どんなことに気をつけたらいいでしょう。

よく言われることですが、レイキには自動調整の働きがあり、ヒーラー側であれこれ操作する必要はありません。

念を込める必要もないし(むしろ込めてはいけない)、一心に集中する必要もありません。
すべてをレイキエネルギーにおまかせして、ヒーラーはただ適切に(ここ大事)手を置くだけ、という、きわめて簡単な手法でヒーリングをおこないます。

うわあ、超簡単やん!

そうなんです。超簡単なんです。
ですが、テクニックに頼らない分、エネルギーの通り道となる自分自身の状態が、即ヒーリング効果に結びつきます。よい効果を出せるヒーラーになるためには、自分自身の状態を常にベストにキープしておかなければなりません。

より多くのレイキを流したいと思っても、詰まりや滞りのある通り道では、エネルギーはちゃんと流れませんよね。また、量だけでなく、より上質の宇宙エネルギーを受け取るためには、自分を磨き、常に自己成長しなければなりません。

自分自身の状態を上げるための第一の方法は、セルフヒーリングです。
これは講座の中で、耳にタコができるくらいお話ししているので、ここでは省略します。

あとは、レイキの五戒を意識しながら、日常生活の質を上げること。
これも耳にタコができるくらいお話ししているので省略ね。

今回は、ちょっと角度を変えて、セルフケアについて書いてみたいと思います。

プロ・アマにかかわらず、人にヒーリングをおこなうヒーラーは、セルフケアがとっても大切になってきます。セルフケアは、精神的なケアと、身体的なケアがあります。

精神的なケアというのは、心を許してなんでも話せる相手がいるとか、瞑想やワークなどで心を鎮めバランスをとるとかだけでなく、ヒーリング分野や精神世界、代替医療などについての学びを深め、情報を集めるというようなことも重要になります。

レイキなどのエネルギーワークは、自分自身の実感・体験が何より重要ですが、その経験が何を意味するのか、より深く理解するためには、知識と情報が不可欠です。ヒーリングは超簡単なワークですが、やってること自体は深遠で高度な作業です。なので、より効果的におこなうためには、正しく理解し認識することがとても重要になってきます。講座修了後も、マイペースで学び続けてくださいね。

いっぽう、身体的なケアは、身体を適切に動かすことや、身体に心地よい体験をさせること(衣食住を含む)、また自分にあったボディケアを受けること、などがあるでしょう。カラダのメンテナンスはおろそかになりがちなので、特に意識しておこなう必要があります。身体に目を向けることで、グラウンディングもすすみます。

このような心身両面に対するケアを続けることによって、状態は常にベストに保たれ、より良いヒーリングができるようになります。のみならず、自分のためにおこなったケアの体験と知識は、クライアントを助けるための優れたデータベースともなります。それは思わぬところで役に立ち、救いとなります。

ただ、これらのセルフケアは、ヒーラーが自分自身の状態を正確に把握してはじめて効果的におこなえます。

おそろしいことに、本当のストレスやネガティブエネルギーの塊は、自分が意識できない部分に隠れひそんでいるのが現状です。いつ気づくか、どうやって気づくか、そんなこともすべて自分次第ということを、強調しておきたいと思います。適切なときに、手遅れにならないタイミングで気づけるよう、そのためにもセルフケアを意識しておこなってくださいね。

どのような受け手にも対応できる優れたヒーラーになるために、謙虚に自分を見つめ、日々明るく自分磨きしていってください。心身のセルフケアは、転ばぬ先の杖にも、転んだときの杖にも、なりますから。





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