ご存じの通り、今回、様々な公的機関から、いろんな給付金が支給されます。
この支給申請には、面倒な手続きが必須なのはご存じの通りです。
全国民に支給される10万円ですら、手続きがとどこおって、なかなか手元に届かないくらいですから、それ以外の給付金は、初動がスピーディで正確だった人たち以外は、まだまだ届いておりません。
ですが、申請を正しくおこなえば、いつか必ず所定の給付金はもらえます。
この申請にかかわる手続きで必須なのが、その仕事でいくら稼いでいたかという証拠です。確定申告書がその代表になりますが、こういう証拠物件がないと、いくら減収したか、いや、そもそもどういう仕事をしていたか、証明しにくいわけですね。
平常時、こぢんまりした事業で、こぢんまりした活動をしていると、確定申告というのは、無駄に労力のいる無益な作業に思えてきます。できれば遠慮したい作業ベストワンです。
私は、2013年に開業するとき、わざわざ税務署に出向いて、開業届を提出しました。なので、自動的に青色申告のお知らせが来て、以来、まじめに申告作業をしてきました。わざわざサロン用にマンションの部屋を借りて始めたので、本気度マックスで、気合いもはいりまくり。なので、面倒な申告作業にも、頭かかえながら慣れていきました。
ですが、数年前、マンションをひきはらって自宅サロンにしたとき、申告作業が面倒でたまらなくなったのです。営業自体がのんびりした悠々自適ペースになったこともあり、労力のいる申告作業はもうやめたい…と思うようになりました。
それで、申告せずに済む方法はないものかと、色々考えて、ひらめいたのが、ドネーション制。
料金を決めずに、お客様の気持ちと懐具合に応じて、好きな金額でお支払いいただくという、いわば「投げ銭」「お布施」「寄付」システム。総額が高額でないかぎり、申告対象にはならないと考えました。領収書のやりとりもないしね。
このシステムでやれば、面倒な申告作業から解放される・・・
そんな夢をみて、シミュレーションしてみたんですよ。
たとえば、一番メジャーなウスイレイキ講座。当時の料金は今より安かったですが、今の料金でたとえるなら、ゼロから始めてティーチャーまで取るのに22万円かかります。それが「お気持ち」「投げ銭」「払える料金」でどうぞ!となると、どうでしょう?(え、500円でもいいと?)
私だったら、気持ち悪くて後ずさりするわ・・・と思いました。
いくら安くてもなに考えてるのかわからん怪しいサロンに行くより、適正料金のふつうのサロンに行くわ。
うんうん、そうだよねえ。
大納得の一瞬でした。
で、ドネーション幻想は、あっけなく消えてしまいました。
それからも、ブツブツ言いながら(笑)申告作業は続けていたので、今回の給付金申請には、何の支障もなかったです。書類は完璧、マイナンバーカードも完璧。
コロナみたいな、誰も想定してなかったことが現実に起こって、ほんとに何が幸いするか、災いするか分かりません。
ドネーションでそこそこ食いつないで、面倒な申告作業も納税もスルーしてきた方もいらしただろうと思います。
公的機関としては、収入が証明できなければ具体的な数字が出ないので、支給したくてもできないでしょう。
まあそんなわけで、こぢんまりした個人事業主さんも、面倒がらずに、書類は常に問題なくそろえておいたほうが、いざというとき役に立ちますよ、という話です。
それにしても、いろんなことが明るみに出る、このコロナ旋風ってすごいなあと、日々、感心するばかりです。
心の闇も光も、はっきり分かってきましたしね。
波にうまく乗りながら、柔軟に、しなやかに、生きていきましょう。
大波だよこの波は |
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