さあ、外に出て飛びはねていいよ~と言われても、籠りすぎて、自由に駆け回ることができないおびえた仔犬みたいになってる方も多いのでは。
いや、もうちょっと大人しくしとくのも悪くないですよ。
いきなり駆け回ると怪我しちゃいますからね。
さて、前回のヒーリング実践講座は、レイキ伝授には関係なく、老若男女、誰でもできるエネルギーワークをご紹介しました。
今回は、レイキを使ったヒーリングの、基礎の基礎を一緒に考えてみましょうという内容です。
基礎の基礎って、いったい・・・??
えーとですね、ウスイレイキの第一段階の講座では、シンボルの伝授はありませんが、手からレイキを出してセルフヒーリングする練習をしますよね。いわゆる基本ポジションというやつです。
このとき、生徒さんは、初めてレイキを使います。
そして、うわ~~レイキってこんなに気持ちがイイもんなんだ・・・と、感動とともにレイキのエネルギーになじんでいくわけですが、このごく初級のレベルから、もっともっと上のハイレベルなヒーリングまで共通して問題になるのは、さて、あなたの手はどこにありますか?ってことです。
きらりでは、基本、体に直接手を当ててヒーリングするようにお伝えしております。そのほうが、特に、初心者にとっては、ダイレクトにエネルギーを感じやすいからです。
ですが、もちろん、レイキは手を「当てる」だけでなく、「かざす」というやり方も同じくらいスタンダードです。
「当てる」のと「かざす」のとでは、どこがどう違うか、考えたことあります?
ティーチャーさんによっては、かざすように教えてらっしゃるかたも多いようです。
どちらが正しいとか間違いとかそういう問題ではなくて、どう違うのかということを、改めて、考えてみたいと思います。とても基本的な話ですが、レベルに関係なく、知っておいたほうがいいことです。効果を上げるためにも役立ちます。
人間の肉体は、目に見えないエネルギーフィールドに包まれています。包まれているという表現はちょっと違うかもしれません。エネルギーフィールド全体が私たちのからだで、その中心に物質化した肉体がある、そんな感じでしょうか。
この目に見えないボディがどれくらいの大きさかというと、一般的には、両腕をまっすぐ横に伸ばしたところまであると言われています。
天才ダビンチ先生による図解 |
いま流行りのソーシャルディスタンスは、お互い腕を伸ばして触れ合わない距離とされています。
天才ミケランジェロ先生が 16世紀にシスティーナ礼拝堂に描いた 推奨ソーシャルディスタンスの絵 |
コロナ対策は、ある意味、自分のエネルギーを守る役目も果たしてくれるんですよねえ。(密着したい相手・したくない相手もはっきり分かるしね。なんせ命にかかわる問題だから)
さて、人のエネルギーフィールドについては、下の図を参考に話を進めていきましょう。
肉体のすぐ外側にあるのがエーテル体という、肉体と同じ感覚をもったエネルギー体です。皮膚から15㎝くらい上をカバーしている、肉体よりちょっと大きなボディです。
手かざしでヒーリングする場合、ヒーラーはこのエーテル体にエネルギーを流しています。肉体と同じ感覚を持っていますから、肉体に手を当てたときと同じように感じるし、またちょっと違う感じもします。
肉体は細胞同士が結びついてひとつのボディを形作っていますが、オーラ体というのは、細胞で出来ているわけじゃありません。細胞よりもっともっと微細なものでできています。(磁気とか電磁気とか...?)まあ、今の科学では、まだはっきりとは解明できてないので、なんとも言いようがないのですが。
で、このエーテル体にレイキを流すと、そもそも肉体より伝導率がいいボディですから、レイキエネルギーの伝播するスピードが速い。すごいスピードで全身をぐるぐる回るので、私なんか、ぐぅわんぐぅわんして、エネルギー酔いをしてしまいます。テキーラを呑んだときのように。(例えがアレですみません・・・)
ま、これはあくまで私の個人的な感覚です。
感じ方は十人十色ですから、体のまわりを雲がふわふわ流れるような心地よさを感じるかたも多いのではと思います。
また、エーテル体にエネルギーを流していますから、肉体はもちろん、すぐ外側のアストラル体(感情体)にも、より効果が伝わりやすいでしょう。感情が繊細なかたには気持ちイイかも。
じゃあ、やっぱりかざすほうがいいのかというと、わたしみたいに、酔って気分が悪くなる人だっているでしょう。また、ふわふわグルグルまわすより、ポイントポイントにしっかり押さえるように流し込んで、深く効かせたい時もあるでしょう。要は、適材適所、ケースバイケース、使い分けが重要になってきます。
また、これはプロの方に向けた話ですが、施術ベッドに横になって受けてるお客さんの中には、手かざしでヒーリングされても何も感じないので、本当にヒーリングしてくれてるのか、客を寝かせたまま、むこうでお茶でも飲んでるんじゃないかと、疑う方もいらっしゃるようです。(実話)
ということで、レイキが使えるかたは、セルフヒーリングのときや、人にヒーリングするとき、いろいろ試してみてくださいね。こういうときは手を直接当てたほうがイイ、こういうときはかざしたほうがイイ、このシンボルはこういう手の置き方が効果的など、いろんなことが分かってくると思います。
今回は、手の置き場所というごく基本的な話でしたが、良きヒーラーというのは、こういう細やかな気遣いをもったヒーリングができる人のことを言うんだと思います。頑張ってください。
自粛生活もいよいよ終わりそうなので、このヒーリング実践シリーズも、次回は最終回となります。より実践的な内容で書きますよ。乞うご期待。
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