(追記を加えたので、長文です)
兵庫県最大といわれる前方後円墳が、五色塚古墳です。
垂水区にあり、山陽電鉄の駅から徒歩10分で行けるので、シーズンともなると、小学校の社会科見学で目白押しとなります。(拝観無料)
今回の帰省期間中は、学校がはじまって間もない時期だったので、見学の心配もなく、晴天にも恵まれて、ゆっくり大人の見学ができました。
美麗に復元されております。
この古墳のユニークなところは、平坦面に円筒埴輪列が巡らされているところです。はじめて行ったとき、なにこれ、教育委員会のサービス?なんて思っちゃいましたが、違う違う、ありのままの復元なのでした。
そして、壁面は細かな葺石で固められています。ピラミッドみたいやね。
石室内部の鮮やかな装飾が有名な福岡の至宝「王塚古墳」とは真逆なアプローチですが、県内随一ということでは、負けず劣らずな兵庫の至宝です。いつでも無料で見られるというのも、魅力のひとつですね。
五色塚古墳をネットで調べると、パワースポットとしてヒットすると思います。
実際、この古墳の上に立ってみると、眼下に瀬戸内の海が一望でき、海路を支配した古代豪族のパワーを、ひしひしと感じます。
明石と淡路をむすぶ明石海峡大橋が望めます 赤紫光線も爆裂中! |
そして、今回、特に強く感じたのは、空にたなびく龍雲たち。
と言うなかれ。
古墳の上で見ると、ただの雲とは思えません。
飛行機が飛んだあと飛行機雲ができるように、龍が翔んだあとには龍雲ができるそうです。この雲をみると、おおっ、龍神が遊んでいる!と思わずにはいられませんでした。
これには後日談があって、じつは昨夜というか今朝の未明、半覚半睡の変性意識状態になりました。花粉症で鼻がつまって息苦しく、寝返り打ちまくっていたとき、ふいに龍がご登場。
苦しいときは上にあがるんだよ。ほら、こんなふうに。
といって、龍はみごとなスパイラルを描きながら、天たかく舞い上がりました。
うわっ、龍ってやっぱりすごいパフォーマーなんや・・・
と、ビックリしながらも冷静に観察していたら、
やってみ。
うながされて、私も必死で宙をめざして飛翔をこころみました。
でも、生身の人間がそんなうまく翔べるわけないやないですか。
下手な飛翔をみると、龍はまたお手本を示してくれます。
くるくる、しゅー
やってみ。という暗黙の催促で、私もまた飛翔。
龍の先導で、繰り返し繰り返し、飛翔トレーニング。
夢なのか現実なのか、実際、ベッドの中で必死に背伸びをして伸びあがっていたのを覚えています。(疲れたわ…)
うちの修了生さんから、龍が自発的にパフォーマンスを見せてくれる、ということは聞き及んでおりましたが、実際、こんなにパフォーマーだったとは。
六甲山系の山々は聖山が多いとも言われていますが、六甲山に限らず、山には山岳系の神がすまっていて、神の眷属としての龍が山の近くには多いらしい。急峻な六甲山のふもとに開けた神戸市は、市街地全体が龍の遊び場なんでしょう。龍雲見ることいと多し。
いつか、龍神とご縁ができる日が来るんだろうなあと、ぼんやり予見していましたが、こんな形で縁が結べるとは、行けるときに、どこにでも行ってみるもんですな。
【追記】
龍神に詳しい方は、私の見た龍がどんな龍だったのか、気になると思いますので、追記しますね。
きらりの生徒さんたちは、見えたり聞こえたりサイキックな方が多いので、白龍や青龍の話をよく伺います。ですが、私はサイキックじゃないので、画像としては把握しにくいという悲しいサガをもっております。それゆえ、この龍についても、はて、どんな龍だったかなあ…と、考え込んでしまいました。記憶をまさぐっても、これといった像は浮かんでこない。ですが、あれこれ考えているうちに、ふと、ひらめくものが・・・
これです。
湊川神社の拝殿の天井に描かれている龍。
いつも見慣れているので、特別感ゼロですが、今回のように、たまに参拝すると、妙に懐かしく感じていました。
龍神の持っている金の珠は、ある人によると、記憶装置、記録媒体だそうで、縁を結ぶ人の個人情報を記録しておくそうです。
神社にわざわざ参拝に来る人は、縁を結びたい人たちですから、天井画の龍は、もれなく珠を持つ姿で描かれるのでしょう。
ただの参拝客でもそうなのだから、拝殿内で祈祷を受けるお客さんは、いわばプレミアムメンバー? しっかりどこまでもお世話させていただきます、な待遇になるのでしょうか。
そう考えると、お宮参りから七五三まで、人生の節目節目で、湊川神社で祈祷を受けてきた私は、知らずにプレミアムメンバーになってたわけですね。
やっと気づいたか馬鹿ちん…
そんな不敵な笑いが聞こえてきそうです。
ですが、悲しいことに、神の眷属である龍の活動エリアは、基本、地元中心だそうです。そんなに遠くまで遠征しないらしい。
私が大学進学とともに京都に引っ越したから、龍はきっと、「もう細かく面倒みてやれんなあ、しゃーないから、わしの代わりにこれでも付けとくか」といって、生身の人間をつけてくれたのかもしれません。はい、配偶者も「龍」です。
そんな龍神様の深謀遠慮・遠謀神慮に、いま、初めて気づきました。
地元守護に忙しい龍神を福岡まで呼びつけるのは気が引けるので、これからは、私が4次元5次元まで出向いて、龍神に会いにいきたいと思います。空間の壁がなくなれば、いつでもどこでもサポートしてもらえるでしょう。なんといっても、プレミアムメンバーですけん。(えっへん)
sakurako