2019年3月5日

おかげさまで6周年!~きらり秘話~

ちょうど6年前の3月5日、六本松のマンションの一室で、きらりはオープンいたしました。

6年前オープンしたときの記事
http://inoxsakurako.blogspot.com/2013/03/blog-post_5.html

上の記事にサロン理念みたいなことが書いてありますが、本当に、ワクワクドキドキウキウキしながら、夢いっぱいに開業いたしました。

私がサロンを開くきっかけになったのは、ウスイレイキの伝授です。

2011年から、タロット占い師として、ぼちぼち活動していましたが、サロンを開くなんて、まったく頭にもありませんでした。

タロットを学び始める前から、気功はゆるっと習っていたのですが、毎回同じワークばかりで(それが修練っつうもんでしょ)いささか閉塞しておりました。そんなとき、友達がレイキの伝授を受けたと聞き及び、霊気というからには同じ「気」をあつかったもんだろうと、ものは試しで私も伝授を受けてみました。そしたら、どっひゃ~。

ファーストからビックリでしたが、セカンドを受けたとき、これは人の役に立つ!と確信しました。

私は、その時までに、自分のやりたいことは既に思う存分やりきったという満足感というか充実感がハンパなくあって、子育ても頑張った。やりがいのある楽しい仕事について全力投球した。夢の海外もひとりでバンバン行きまくった。大学もふたつも行った。やり残したことはなにもない!

なので、タロットを学んでいる頃から、残りの人生は人のために捧げたい!と、菩薩行ができる場を探していました。ですが、それはタロットだけでは不十分だと感じていました。レイキを習ったとき、レイキにはそれができると強く確信しました。

それで、一気にサロン開業へと舵をきったわけです。迷いはもちろんゼロ。

「愚者」のカードは
何事につけ
ゼロからのスタートをあらわします


占星術の話になりますが、2019年3月6日、約7年ぶりに、本格的に天王星が星座を変えます。天王星は7年ごとに星座を移動する星で、前回の移動は、2011年3月12日でした。そうあの頃です。

思い起こせば、アマチュアでタロットを楽しんでいた私が、そうだ、プロになろう!と決意したのが、2011年の震災後でした。それまで堅い仕事をしてきた私が、アヤシゲな仕事に鞍替えするなんて、人生最大の変身の決意でした。

あの年は、ふりかえれば、なんかすごい変化の時だったと思います。
ま、私だけではなく、日本中(世界中?)が大きく変わりはじめた時代だったのかもしれませんが。

そんな大変化が、今この時にもやってきてるんだろうなと感じています。

後からなら、あれが「大変化」「ターニングポイント」だったと実感できるけど、渦中にいるときは、なんか分からんけど、ある方向にちょっと舵をきるという、自分でも想定外な、思いがけない決意に背中を押されて、動く日々が続くのだろうと思います。歴史は日々の積み重ねですから、積もり積もって「大変化」となるのでしょう。

そんないきさつで、2013年3月5日、サロンを開きました。
ちなみに、サロンを開いたとき、まさに2回目のサターンリターン中でした。これも大きな人生の節目です。(星の運行あなどるべからず。でも緊急の問題はタロットでね)

開業当初は、ほんとにお客様が来なくて、ひと月に3人からスタートしました。
それが、だんだん軌道にのってきて、ついに予約待ち一カ月半という人気サロンになっていきました。ありがたいことです。

ですが、生身の人間のキャパには、限界があります。
還暦すぎのおばさんが一人でさばける仕事量は、じつはそんなに多くないということを、やがて知ることになります。

オーバーワークというんでしょうか。
休みたくても休まない休めない。

苦しんでらっしゃるクライアントさんや、スケジュールに余裕のない生徒さんのために、予約を、詰め込めるだけ詰め込んでいくうちに、次第に、自分の心身の状態を後回しにして、仕事をこなすようになってしまいました。本人は菩薩行をやってるつもりですから、自分より人優先です。

そして、ついに病気発現。

そんなにひどくなる前に早く気づけよ、とみんなに言われましたが、不都合なことは見ない見えないことにして、少々不調でも気合で乗り切っていました。自分はこんなに頑張って生きてきたから、すっかりクリーンでクリアなはず、ネガティブなものなんかあるはずがない!と心底思い込んでいました。これを思い上がりと言わずしてなんと言いましょう。ああ情けなや。

こんな私が菩薩だなんて…と、つくづく人間の不完全さを思い知りました。
にがく、貴重な、天からの警告です。

「塔」のカードは「不測の事態」をあらわします


ということで、今は、マンションをひきはらって自宅サロンに移転し、自分自身にもしっかり集中しながら、ゆるゆるマイペースで営業を続けております。今後もしばらくはこのペースで続けていくつもりでおります。

きらりを卒業したヒーラー、ティーチャー、タロッティストさんがたくさんいらっしゃるので、アフターフォローのためにも、できるだけ続けていくつもりでいます。

そして、私の闘病体験を必要とされてる方も多いと思うので、きらりという貴重な場を、どうにかして有効活用できないものかと、ちかごろ考えています。

今回の天王星の移動とともに、どういう方向に舵をきるのか、いまはまだまったく何も決まっていませんが、来年、7周年には、今とはいくぶん違ったきらりになっているかもしれません。

いずれにせよ、これからも、どうか引き続き、あたたかくお見守りいただければと思います。
今日からの7年目のきらりも、なにとぞよろしくお願いいたします。





sakurako

2019年3月1日

神仏巡礼2019~太宰府天満宮~

今回の目的地は、じつは天満宮ではなくて、九州国立博物館の「醍醐寺展」でした。ですが、天満宮に行ってみると、梅は咲いてるわ、イベントやってるわで、思いがけなく、はしゃいでしまったので、記事をアップしときますね。(もはや巡礼ブログ?)

久しぶりに電車を降りてみると、なんと、駅舎が天神様仕様に!
前はこんなじゃなかったよね??



 さっさと参拝してこようと参道を歩いていると、おお、「銘酒展」開催中!
福岡県の日本酒を試飲&販売しているではありませんか!


毎年2月、城島で酒蔵開きイベントがありますが、あんな人の多いイベントにはもはや行けない飲めない私なので、すっかり諦めていましたが、目の前に出されたイベント、据え膳食わぬはナントカっていうし、それで思わずフラフラ引き寄せられて・・・(以下略)

さて、いよいよ参拝です。





こちらでは拝殿での参拝だけ。もう試験受ける歳でもないから御祈願はなしよ。



拝殿裏手にあるご神木の楠。



さらに裏へ裏へと歩いていくと、噂の天開稲荷へ続く道に出ました。
お稲荷さんはごりやくが強力なところが多いですが、天開稲荷さんも根強いファンの多い、力のある稲荷神社らしいです。





あいにく私は稲荷系の神社には足を踏み入れることができないので、鳥居の外から遠景撮影のみ。



3月3日の曲水の宴の準備が整っておりました。
残念なことに、園内の梅はもう終わりかけですけど。(今年は早かったもんね)



ということで、いよいよ九博へ。




年間パス買って、入場しました。
上醍醐寺&下醍醐寺には行ったことがあるけど、当時はゆっくり観賞できなかったので、今回しっかり目に焼き付けてきました。

太宰府天満宮御朱印



sakurako

2019年2月25日

神仏巡礼2019~雷山観音~

ぽかぽか陽気と花粉飛散がマックスな今日この頃、喜んでいいのか悲しんでいいのかなんとも複雑な春の日、糸島にある雷山観音へ御祈願に行ってきました。

「雷山観音」と呼ばれていますが、正式名称は「雷山千如寺大悲王院」です。
178年、インドの僧侶、清賀上人による開創と伝えられています。
この清賀上人は、油山観音(正覚寺)を開基した僧としても知られています。
福岡エリアで大活躍されたんですね。
はるかインドから、命をかけて来福した不屈の仏教者。頭が下がります。

ご存じの方はご存じだと思いますが、かなりの山寺です。
かな~り昔、ライダーだったころ、ひとりで参拝に来たことがあります。
今回は車でふたりで来ましたが、久しぶりの参拝だったので、そういえば、こんな山寺、久しぶりやなあ・・・とほっこり懐かしくなるくらい山中にあります。

駐車場にある石碑。光あふれすぎて、光かがやきすぎ。




雷山観音様のオーラは紫のようです
紫の光がそこかしこにあふれます
この画像も、楼門の右側に紫の光がみえます

個人拝観料は400円ですが、「御祈願希望です」と伝えると、堂内でお支払いくださいと、そのまま中に案内されました。

建物内から観音堂にアクセスしたことがなかったので、果てしなく続く木の階段にちょっとビックリ。



観音堂は、平日にもかかわらず、御祈願の善男善女でにぎわっておりました。

観音堂内は撮影不可なので、画像はありませんが、巨大な国宝十一面千手千眼観音菩薩像に圧倒されます。

この観音様のパワーは、なんというか、グレートです。大きさ深さともに巨大です。圧巻のパワーが堂内に満ちあふれています。

はじめて参拝したときは圧倒されました。夢に出てくるような大きさです。それ以来、ずっと再訪したいと願いつづけ、今回やっと願いが叶ったというわけです。

再会した観音様は、記憶にのこるイメージよりは、ずっとまともな大きさでしたが、それでもやっぱり巨大でした。

この巨大感は、像と堂宇の大きさがつりあってないのが原因じゃないかと私は思います。ふつう、あの大きさの仏像を設置するには、もっと高くて広い建物でないといけないはず。それが、今でも山奥ですが、当時はさらに山奥すぎて、その余裕(面積や建築費?)がなかったのかもしれません。

でも、低く狭い堂宇いっぱいにぎっちりみっしり満ち満ちる観音様の波動は、それゆえ圧倒的で圧巻でパワフルなので、ある意味、その狭さが効果的なのかもしれません。

御祈願は、十数名いっしょにおこなわれました。

真言宗のお寺なので、般若心経やマントラなど、型通りの読経が続くのですが、その祈祷の言葉のなかに、神道の祝詞的な文言が挿入されていたので、あれ?と不思議に思いました。御祈祷の中でドンドンとひびく銅鑼のたたき方も激しく、神社的でもあり密教ならではの感じでもあり。

あとでお話をうかがうと、もともとこの観音像は、雷山の雷神社におまつりされていたそうです。その後、神仏分離がすすみ、今は残った千如寺大悲王院が観音像を護持し、おまつりされているそうです。それで、ご祈祷も神道的なひびきがあるんでしょう。納得。

あふれるばかりの観音パワーとご住職の渾身のご祈祷で御祈願が終わったあと、後ろの階段をのぼって、裏山に広がる五百羅漢を拝観しました。







庭にもどって散策。

手水舎にもしめ縄


紅葉で有名なモミジ。



千如寺大悲王院の本堂。



聖天堂。
聖天とは、いわゆるガネーシャです。
ガネちゃんとこんなところで会えるとは。
しっかりお祈りさせていただきました。



風穴。なんだったんでしょう?台風封じ?



いかにも「封じ」てます


雷山観音御朱印


sakurako