2021年7月1日

おば(あ)さんの恋バナ

いや、そんなもん聞きたないわ・・・

まあ、そう言わずに、お付き合いください。

もっとアヤシくて面白い話を書きたいのですが、まだ、ちょっと勇気がなくて、こんな話から始めさせていただきます。


思い起こせば中2の春。

当時、神戸市内の中高一貫の女子校に通っていた私たちは、身近に男がいないもんだから、出会いを求めて外に行くしかない。私はぜんぜん求めてなかったのですが、友達がやる気満々で、教会の日曜学校に行こう!ということになりました。

市内に教会は数あれど、男子がいそうな教会ってことで、下山手通にある栄光教会が選ばれました。

震災前の栄光教会
歴史的建造物で特に大聖堂の内部は圧巻
神戸でいちばん愛した建物です
震災で全壊

ここには関学ボーイがたくさん通っているという情報を得てきたのです。

関学はキリスト教系の学校なので、今は知らんけど、当時は中高の生徒全員、教会通いが義務づけられていたようです。

そんな中に、キリスト教系でもないうちらが、しおらしく紛れ込んで、毎週日曜の朝、礼拝とお説教を聞きに通いました。

子どもだから、立派な聖堂での礼拝じゃなくて、塔の上のほうにあるお仕置き部屋みたいな小部屋での礼拝でした(笑)。たぶん、小学生、中学生、高校生という年代別にクラス分けされていたと思います。

牧師さんも、医者でいうとインターンみたいな若い人で、まあ、そんなことは最初からどーでもよかった友達は、よりどりみどりの関学ボーイの中から、同学年の、一番のイケメンをつかまえて、デートを重ねておりました。デートといっても、50年以上前の中学生デートですから、映画みたりお茶のんだり、キスまでいったらゴールみたいな。

そんな友達のウキウキワクワクドキドキぶりを横目に見ながら、イケメン関学ボーイたちにぜんぜん食指が動かず、ふたりの関係が教会不要なくらい確立した頃、日曜学校通いも終了となりました。(この彼氏はのちにけっこう有名なミュージシャンになる)

このとき買った十字架は、まだ持ってて、半世紀の時を経て、きらりでも大活躍です。なんでもやっておくもんですな。


次のイベントは、別の友達に誘われて、今度は甲南という男子校の学園祭に行ったところから始まります。

この友達も恋愛体質でけっこうすぐに恋に落ちるタイプでしたから、そこで出会った高3男子のグループのひとりにぞっこん。

でも、うちらは中3。いくらなんでも、当時としては齢が違いすぎ。なので、押せ押せで迫る彼女をあしらう彼も、とっても配慮ある対応をしていたようです。(この彼氏はのちに有名画家のファミリーだと判明)

そんなイケメン甲南ボーイたちを横目でみながら、やっぱりさっぱり食指が動かず、私にはいつ春が来るのだろう・・・とひそかに心配していました。


そんな耳年増な中高時代を過ごしたのち、千年の古都にある大学にはいったら、いやあ、世界が違いましたね。


とにかく、日本中から学生が来ている大学でしたから、しかも当時は男子比率がめちゃ高くて、なんかイイ男がいーっぱい!! うわあ・・・なんて目が泳いでしまいました。(同志社ボーイおそるべし)

そこで分かったのは、関西の男より異郷の人間のほうがずっと面白いし合う、ってことです。

まあ、そんなこんなで異郷人に連れられて、異郷(六本松)に移住することになったわけですが。

その後、出産育児を経て、日本語教師として働きだし、世界を旅して分かったことは、日本人より外国人のほうがずっと面白いし合う、ってことです。

その後、日本語教師をやめて、三次元を超え多次元世界を股にかけたヒーラーとして働きだして分かったことは、地上人より(以下略


人間って成長とともに変わっていくもんです。というか、状況の変化につれて新たな側面が発掘されるというか、まったく知らない自分が目覚めます。だから、私はこう、と決めつけることなんかありません。潜在的なポテンシャルは無限です。どこまで無限か。試してみましょうよ。




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