2018年12月7日

スピリチュアル雑感

年末だからか、来し方行く末について、ふっと思いめぐらすことが、近頃ふえました。
昔の同僚・友達は今どうしてるだろう?とか、そういえば、あんなセミナーに行ったよなとか、一世風靡したあの人はいま?とか。年末企画かってレベルですけど(苦笑)。

私は、この道ウン十年の筋金入りのスピリチュアリストでは全然ないので、ナマな体験はあまり持ち合わせてないのですが、本やネットからの情報はそれなりに仕入れていたので、昔よく目にしたけど、最近すっかり姿を消してしまったモノたちをふと思い出します。

一番有名なのは、1973年の「ノストラダムスの大予言」。
一時期、この手の危機予言系が大ブームでしたね。
その後のマヤ歴関連にも危機予言は多かったですが、日本のみならず地球規模で、大地震や洪水、干ばつ寒波などの災害が日常的に頻発する中、こんな予言に一喜一憂していた時代は、はっきりいって平穏だったんだなと思います。

それと同じように、見えない世界についても、いろいろブームがあったように思います。

じつは、占いとかセミナーにはめったに行かない私なのですが、むかし、アカシックレコードのトークライブに行ったことがあります。当時、流行ってたんですよね、アカシックレコード。宇宙図書館の情報を読むとかで、なんかとっても確実な感じがして、期待して聞きに行ったのを覚えてます。ですが、そこで語られていた未来予報は、数年後、まったく当たってないことが判明して、未来を読むのはホントに難しい…と思ったものでした。未来というのは確定していませんから。無限の可能性の中からひとつ取り出して、これだっ!ていうのは、どだい無理な話なわけです。

前世や過去世を探るのも流行りましたし、エネルギーワークや波動にもブームがあります。

興味をもって探索するのは楽しいですし、なにより知識や情報が積み重なってきますから、自分の中でそれらが化学変化を起こして、思いもよらない成果が出たりします。旧い新しいにかかわらず、主体的に取り組むのはすばらしいことです。

しかも、近頃は、「いま、ここ」に集中する傾向がやっと一般化してきたのではないかと思います。

かつて、過去世や未来、宇宙や霊界神界に目を奪われていた私たちは、やっと、今ここ、この現実世界でこの人生をどう生ききるか、にフォーカスするのが一番たいせつ、と分かってきたように思います。まあ、それもこれも、見えない世界があることが分かってきたからなんでしょうけど。

そういう意味で、さらに柔軟性をもって、日常生活を送っていきたいものですね。

最近、某女性歌手さんが、自然治癒力至上主義で、病院嫌いで、歯痛を我慢しつづけて悪化させた記事を目にしましたが、いくら自然治癒力が素晴らしいとはいえ、それだけしか受け付けない原理主義はいかがなものかと思います。自己治癒力、代替療法、西洋医学、東洋医学、それぞれ得がたい取り柄があります。ですが、どれかひとつでまかなえるほど、この世界は単純ではないです。柔軟に、積極的に、必要なものをしっかり役立てなければと思います。

もっとも強い者が生き残るのではなく、
もっとも賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

進化論者チャールズ・ダーウィンらしい言葉です。





sakurako



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