2018年5月1日

春旅 vol.4 大山崎山荘美術館&サントリー山崎ウイスキー館

春旅、最後の記事です。

京都と大阪の境目エリアに天王山という歴史的山があります。
「今日の試合は両チームにとって天王山ですねえ!」などと使われる、あの天王山です。
秀吉と光秀の勝負を決めた古戦場です。

その天王山のある地域が、大山崎。

ここには色んなおもしろいスポットがあるのですが、私がいつも行くサントリー山崎と、一度だけ行ったことのある大山崎山荘美術館を再訪しました。

まずは美術館から。
ウィリアムモリスが開催中だったので、それも楽しみで行ってきました。

駅から徒歩10分くらいです。
住宅地で舗装されているとはいえ、天王山を登りますから、雨の日は足元注意です。
私は2回、滑りました(涙)。

趣あるトンネルが迎えてくれます。



画面に点在する白いものは、オーブではなく雨粒ですよ。




いつ行ってもなぜか紅葉が美しい。



この山荘の庭は絶品です。お手入れに、どれだけお金と心を費やしてるんだろうと感心します。
下の池は、夏になるとモネの池状態になります。












本館に到着。ここからは撮影禁止なため画像ありません。
常設展示には、モネの睡蓮などもあります。





 ひととおり見終えて、カフェで休憩。


テラスからは下界が見下ろせます。



すっかり目とハートが美に酔いしれました。

お次はボディと神経が酔いしれるサントリー山崎です。



昔は、いつ行っても閑散としていた山崎蒸留所。
行き当たりばったりで行って、見知らぬ者同士数名でほぼプライベートツアー状態。無料試飲まで丁寧にアテンドされて優雅に工場見学させてもらえた時代は、はるか歴史のかなたへ。

今は見学ツアーは予約2カ月待ちで、この日も、1週間前にサイトにアクセスしたのに、ウィスキーミュージアム見学の予約しか取れませんでした。きびしいわ~(涙)。試飲はもちろん有料です。






悪天候という条件もあってか、思ったほど人は多くありませんでした。

館内の入場者のほぼ半数は外国人。特に欧米系が多く、山崎はフランスで大流行中らしいので、それ系の方々が押し寄せております。



向こうで入手困難な「山崎18年」が人気のようで、そんなら私もと、1杯目はそれを注文。
2杯目は「響」のシェリー樽を注文。





「山崎」より「響」のほうが、波動が微細で、細やかな味わいを感じました。
まさに響く感じで、だから「響」なのかと、ネーミングの由来が初めて腑に落ちました。
好みは人それぞれでしょうが、私には「響」が旨かったな。

グラスの中の景色がおもしろい



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