今日はちょっと難しい話をします。
先日、日本の作家の推理小説を読んでいて、その中にこんな場面がありました。
あほなワトソン役の語り手が、相棒の名探偵にこう言います。
「犯人は判った! 数年前の火事で殉職した消防士の一人息子の彼だ!
父が命をかけて助けたやつらがロクでもない人間だと知った時、
彼の心には復讐の炎が燃え上がったに違いない!」
で、名探偵はあきれた顔でこう言います。
「おまえ、ぜったい消防士になるな。小説だけ書いとけ」
最初、どういうことか分かりませんでした。
すぐにピンときた方はえらい!
あほな私も、まもなく気づきました。
消防士って「良い」人だけを助ける仕事じゃないんですよね。
死にそうな人がいたら、もれなく救助するのが仕事なんですよ。
それを職業倫理というのでしょうか。
するべきこと、してはいけないこと、そんなルールを定めたものが職業倫理、倫理規定です。
最近は「倫理」なんて言葉も死語となりつつある世の中ですが、明言されているいないに拘わらず、どんな職業にもそういう倫理があると思います。
さて、プロを目指す方、すでにプロの方に質問です。
エネルギーワークをおこなう私たちの職業倫理って、何でしょうかね?
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