2018年4月14日

桜ふしぎ物語

今年の桜は咲くのも早かったし、散るのも早かったですね。
4月に入ると、桜吹雪がすごかったです。

福岡城跡舞鶴公園には桜が約千本あるそうです。
今は、遅咲きの八重桜がまだなんとか咲いている状態で、それもおおかた葉桜で、ソメイヨシノはすっかり新緑の木々となり、つつじが満開を迎えつつあります。

そんな今日この頃、風光る4月13日、やっと私の桜さんと落ち着いてお話しができる~と、喜び勇んで舞鶴公園に行ってまいりましたよ。

咲き誇るつつじの向こうに見える新緑の木々は、すべてソメイヨシノ

私はここ数年、多門櫓の桜さんたちと懇意にしておりまして、真夏と真冬以外、暇さえあれば根元に座って瞑想(ていうかただぼ~っとする)をしております。

ところが、この多門櫓が、去年の秋から今年のさくらまつり直前まで、ずっと修復工事中で、桜さんたちもフェンスの中に囲われてしまっていました。なので、桜さんとの親密な再会はほぼ1年ぶりとなります。

 


どの木にしようかなと、一番端っこの木に決めて、座り心地のいい角度を選んで根元に腰をおろし、お茶を飲みながら、久しぶりに桜のエネルギーを楽しみました。新緑の桜も瑞々しい波動にあふれています。



桜の木のエネルギーは、松の木とは全然ちがいます。

松の木のエネルギーは、たとえていうなら、クリアなホワイトルームにいるような感じ、といえばいいでしょうか。

冷たさはないけれど、隠しているものがすべて見透かされるというか、見栄も奢りも恐れも怒りも透けるように見えてきて、でも、そんなもん持ってる私はダメなんだ…ではなく、そんなジャッジをする権利も資格も人間にはなくて、ああそうなのかそうなんだ、だって人間だもの…と、完璧ならざる人間であることを当たり前に受け容れることができ、その上で、さらに前進をうながす、というエネルギーを感じます。癒しと活性化、ですかね。

いっぽう桜の木のエネルギーは、そういうクリーン&アクティブさはなくて、ひたすらあたたかく軽く明るくふわふわもふもふで、いいじゃんいいじゃんそんなこと的な、心身の快適さ、至福の悦び、自分にご褒美的な心地よさを感じます。ま、桜子だから同調しすぎて、ぐだぐだになりすぎるのかもしれませんが(苦笑)

これはフレッド・ハーゲネダーさんの『トゥリーエンジェルオラクル』の桜のカードです。
英語名チェリーで、絵もサクランボですけど。

桜子樹下飲酒の図といわれております
あいにくもうこんなに飲めないけどね

ちなみに、こちらはヨーロッパアカマツのカード。
やっぱおっちゃんですか。あの包容力と励ましは、いかにもおっちゃん的です。



さて、前置きが長くなりましたが、本題はここから。

思うぞんぶん桜の木のエネルギーに身をまかせ、至福の悦びにひたったあと、立ちあがって帰り支度をして歩き始めました。
ふと、ふり返って見上げると、げげっ、なんということでしょう!ソメイヨシノが・・・




ソメイヨシノが咲いてます。まじソメイヨシノですよこれ。葉っぱも出てますが、終了間近な八重桜より生き生きと咲いてます。4月半ばなのに。他の木はみんな新緑なのに。いや、他の木というより、この木だってほかの枝はみんな新緑だけど。どうも1本の枝だけ別の時間を生きてるみたいです。

真ん中の枝にご注目
この枝だけ咲いている

今年まで一度も気づかなかったのも不思議ちゃあ不思議です。
それとも、地獄の1丁目から娑婆に生還した私へのお祝いかしら?

「そんなこと絶対あり得ない」という固定概念も、もう手放したほうがよさそうですね。
奇跡はあらわれる。

またもや赤紫の光
空中に見えるのは雲かオーブか



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