2015年6月9日

塩まくら ~浄化と安眠~


塩大好き人間です。
三十数年前に塩の魅力にはまって以来、塩マッサージ、塩サウナ、塩風呂、塩石鹸、盛り塩・・・と、生活の中で塩三昧しております。そんな私が、今の今まで、その存在すら知らなかったもの・・・それは塩枕!!

ひええ~、そんなもんがあったんですかっ!?

なんでも、頭寒足熱、頭がクールに保てるということで、年中使えるけど、暑い夏には特に重宝するとか。う~む・・・ 調べてみると、市販品もけっこうあります。2000円くらいから、お高いのはキリがない。

で、作っちゃいました。

準備するものは二つだけ。
枕にする布と、中にいれる塩。(縫うための糸ももちろん必要ですけど)



布は押し入れにあったハギレです。縫う前のサイズは30cm×88cm。半分に折って縫います。
塩は九州の塩。(地産地消と言えば聞こえがいいけど、じつはこれ98円最安値)
塩の量は枕のサイズで決まるので、1キロで大丈夫と思っていましたが、入れてみると2キロ必要でした。サロン用と自宅用に1キロずつ用意していたので、セーフでした。

さて、使う塩は、まず水分を飛ばします。
1キロの塩をフライパンや中華鍋に入れて、弱火で乾煎りします。
初めはこんなふうに湿った雪みたいですが・・・











しばらくすると砂漠の砂みたいにサラサラになってきます。
玉がなくなるまで、しっかり水分を飛ばしましょう。もっとサラサラになりますよ。











完全に水分がなくなったら、冷まします。
その間に、袋を縫いましょう。
私はミシンでジャカジャカ縫ったので、あっという間にできあがり。

冷ました塩を入れて、口を縫いつけて、できあがり!
2キロの塩入り枕です。厚みは1.5cmほどでしょうか。












試しに、マイ枕の上に載せて、枕ごとタオルでくるんで一晩寝てみました。

感想は、まず、クール感から申し上げると、寝て数時間はクールです!
なんでクールなんでしょうか? 理由は分りませんが、確かに冷たさを感じます。
この状態で入眠すると問題ナッシングですね。

ただ、夜中に起きてみると、もうクール感はありません。
頭ってどんだけ熱いんでしょうかまったく。

ですが、朝、起きる前にはまた冷たく感じました。まあ、感じ方は色々なんでしょう。

で、私がほしいのはクール感ではなくて浄化効果なんですが、うん、これは一晩ではなんとも言えませんね。毎晩、使い続けて、そのうち分るってところでしょうか。期待したいです。

サロン用も作って施術ベッドでも使いますので、ぜひ塩枕のクール効果、浄化効果を体験していただきたいと思います。

ちなみに、塩ってけっこう硬いので、使うときはふわふわのタオルでくるんだほうが、寝心地は良くなります。

熱くて不快な夏の夜、市販のクール素材の枕カバーより、よほどクールで健康的な塩枕。
頭を使いすぎて熱くなりがちな方には、特におススメです。

細い円筒形にすると、ネックピロー(首枕)になり、特に首の癒しに効果的です。
いろいろ工夫して作ってみてくださいね。\(^o^)/


【追記】
塩枕は、この梅雨時期、昼間、ほおっておくと大変なことに・・・
水分を含んで、べったべたになっちゃいました(号泣)。
冬場限定な安眠グッズなのでしょうか・・・

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