2014年2月1日

断食をめぐる断想

私自身が断食体験者だからか、なぜか断食についてご質問を受けることが多いです。このサイトでも、断食の記事が常に人気記事ですし。なので、レイキとはあまり関係ありませんが、健康法としての断食について、私の思うところを述べてみたいと思います。

断食は、心身の浄化法として、かなりすぐれた方法だと思います。
現代人は、何事によらず、常に摂りすぎ状態にありますから、それを一切断って初期化するというのは、とても気持ちいいものです。食べ物に限らず、情報や刺激もそうですが。

しかし、そう簡単にはできないことは容易に想像つきますよね。
それで断食道場を探すことになるわけですが、時間もおカネも足りない場合、自力でやってしまおうというツワモノも現れます。

道場や病院でおこなう断食は、それなりに責任もって指導してくれますから、指導に従っておこなえば、危険はありません。

ですが、素人判断で、ただ食べなきゃいいんだろとセルフ断食をおこなうと、ちょっと大変なことになります。くれぐれもご注意くださいね。3日以上の断食は、かならず信頼できる指導者についておこなってください。

ただ、1日や2日のミニ断食は、自宅でも簡単におこなえます。スマホやパソコンも、1日2日なら我慢できるでしょう? ま、それと似たようなものです(と勝手に思うわたし(笑))

断食のポイントは、準備と回復にあります。
食べないだけなら誰でもできますが、目的は、断食前より健康になることですから、断食して身体を壊すのは本末転倒。それで、断食後に、より健康になるためには、まず、断食前の準備をしっかりすること。そして、断食明けの回復食に時間をかけることです。

具体的に言うと、たとえば、1日断食する場合、前日からかなり節食しておきます。腹四分目くらいです。で、翌日は断食。水はしっかり飲みましょう。不要物は水にのって流れていきます。便秘気味の女子は、灌腸を使って下から出してあげてもいいかもです。1日食べないだけでも、内蔵が休まって、身体がすっきりします。

断食翌日は、まず、ゆるいおかゆから始めます。夜はおじやくらいのものを食べましょう。あかちゃんの離乳食と思えばよろしい。デリケートな胃腸の負担にならないようなものを、少しずついただきます。うまくいけば、それ以後も、小食節食で過ごせます。

ですが、断食の反動がぶわっと出て、食べ放題に走ってしまう方は、断食には向いていません。意外と多いパターンですが、胃腸の調子が絶好調になりますから、食欲がいや増しに増して、抑えていた欲望が爆発しちゃうんですね。たかが1日の断食なのに、その倍以上食べてしまうので、脂肪を倍加し、胃腸や膵臓の負担も重くして、さらに不健康になってしまいます。道場で断食をおこなう方も、断食後の反動に、くれぐれもご注意ください。こういうタイプの方は、ほかの健康法を考えた方がいいと私は思います。

じゃあ、まず、欲深い煩悩を消し去れと?
う~ん、それは無理でしょう・・・


仏陀も断食苦行では悟れなかった
中道こそ悟りへの道?
 
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