2013年9月29日

ヒーリングミュージック7 源博雅の龍笛~蘇る最古の笛譜~


はい、今回のCDは、趣味全開!なアルバムです(笑)。

これは龍笛の演奏で、メイン奏者は長谷川景光さん。
曲目リストは次のようになっています。


1. 盤渉調 萬秋楽 序一帖 
2. 黄鐘調 海青楽 
3. 林邑 乱聲 
4. 水調 重光楽 
5. 盤渉調 青海波 
6. 黄鐘調 承燕楽 
7. 双調 柳花苑 
8. 盤渉調 竹林楽 
9. 水調 汎龍舟 序 

アルバムタイトルにある「源博雅」ってご存じでしょうか?

そう!『陰陽師』ですよね~~(←完全に世界に入ってます・・・)

夢枕獏が安倍晴明の相方に源博雅を登場させて以降、ぐぐっと認知度があがった博雅くん。それまでは、雅楽界の中だけで地味に有名だったのかもしれませんが。

これは睦月さんの漫画。


岡野玲子先生の『陰陽師』はこちら


岩崎陽子先生の『王都妖奇譚』には武人としての博雅キャラしか登場しない。残念!


いつもふたりで酒を。私もだんだん日本酒党に(笑)

源博雅は実在する歴史上の人物で、並ぶものなき笛の名手と言われています。その源博雅による日本最古といわれる楽譜を、龍笛の長谷川景光さんや笙の田島利枝さんらが解読し再現した画期的なアルバムだそうです。

さて、楽器として使われている龍笛とはいかなるものか?



ウィキペディアによると、雅楽の楽器の中では2オクターブという広い音域(E5~D7)をもち、低い音から高い音の間を縦横無尽に駆け抜けるその音色は「舞い立ち昇る龍の鳴き声」と例えられ、それが名前の由来となっているそうです。そして、この龍笛は、シルクロードを伝わって、ヨーロッパでフルートになったともいわれています。

アルバムを聞くと、確かに、自在な音の変化が、たまらなく脳を刺激します。変化のゆらぎ方がきっと特別なんでしょう。音に乗って、一緒に、すぅ~と螺旋状に舞い上がっていくような不思議な感覚に襲われます。チャクラが下から順番に刺激され、高音域では、アジナチャクラからサハスラーラチャクラがぐぐ~っと開かれるような刺激を感じます。←効果は個人によって異なります(笑)

このアルバムはサロンでも使えるし、ひとりで瞑想やセルフヒーリングする時にも効果的だと思います。『陰陽師』を読む時も、これを聞きながら読むと、なお一層、幽玄な妖しの世界に入り込めること間違いなし!


※関連過去記事
ヒーリングミュージック6 Chakra Suite Steven Halpern
http://inoxsakurako.blogspot.jp/2013/09/chakra-suite-steven-halpern.html


...................................................
きらり メニュー
http://inoxsakurako.blogspot.jp/p/blog-page_628.html
...................................................