2020年8月11日

夕焼け

 昨日は、台風が九州近海を通過していきました。

雨がやんだタイミングで、綺麗な夕陽が見えたので、二階のベランダから、久しぶりに撮ってみました。






思えば、数年前までは、素晴らしくダイナミックな夕焼けがしょっちゅう撮れてたのに、近頃、ほんとに少なくなりました。これも地球の変容プロセスの影響なんでしょうか。


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2020年8月10日

蒔いた種を刈り取る

 真夏が来たと思ったら、すぐ立秋になりましたね。

今年の夏もたしかに暑いけど、数年前の長くて暑い夏に比べると、まだずいぶんマシなように思います。

そんな暑い夏真っ盛りの今日、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

何の前触れもなしに、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」という聖句について書いてみようと思いました。

これは聖書に書いてあると言われていますが、私も意識してこの表現を探したことがないので、ホントのところ、どう書かれているのかは知りません。ですが、日本人は「因果応報」という仏教の因果律に馴染んでいますから、すんなり頭に入ってくる言葉ではないでしょうか。

ただ、あいにくなことに、「因果応報」自体、けっこうマイナス面に限って使われる懲罰的表現なので(悪いことしたら悪い結果が出るのはあたりまえだろ、みんなお前が悪いんだよ的な)、お釈迦様はきっとあの世で哀しんでおられると思います。(そんなつもりで言ったんじゃないのに~~)

そして、また残念なことに、この「蒔いた種」も同じような捉えられ方をされることが多いのではないかなと思います。(そんなつもりで言ったんじゃないのに~~)

小さいときは可愛かったのに、大人になったら残念な人間になって親を困らてせる・・・と嘆くあるお母さんに「自分で蒔いた種は自分で刈り取れって言葉があるように、自分が育てた子がどんなに困った大人になっても、最後まで向き合わないといけないもんです」と言ったことがあります。(えらそう)

ですが、どうも、この聖句は、本来、そういうマイナス面を強調するような言葉ではなく、佳き種を蒔くと、どんどん育って佳き実りをもたらす。どんな小さな種でも、蒔いたら、何倍にも育って素晴らしい実りをもたらしてくれるから、佳き種を蒔きましょう、というのが本来の意味なようです。因果応報だって、良くも悪くもそういう因果律が働くと客観的に言っているだけで、みんなお前のせいだと自己責任を追及してるわけじゃない。


因果律は宇宙の法則ですから、取るに足らないと思われるどんなに小さな善行でも、時季がくれば、大きな実りに育ってることに気づくはずです。最初からどでかいことをする必要はなにもない。小さな種を蒔きましょう。それはいつからでもできます。


タロットのペンタクル7のカード。蒔いた種がまさに実った状態

ケース1:うわ、こんなにいっぱい実がなった。嬉しいけど、何に使おかなあ・・・と悩む農夫さん。(けっこうな退職金をもらったけど、使い道ぜんぜん考えてない人状態)

ケース2:あんなにいっぱい種を蒔いたのに、え、これだけ?とがっかりする農夫さん。(想定外な退職金の少なさに茫然とする人)


何が佳き種かって、自分の良心が喜ぶものが佳き種だと私は思います。

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2020年8月1日

10枚のカード~集中力の使い方~



やっと梅雨が明けて、8月になりました。

出かけろ! いや、出かけるな!
ワケわからん政策に翻弄されている日本国民の皆さま、お元気でしょうか。

出かけるときも、ステイホームするときも、熱中症には要注意ですわよ。
きらり特製極薄おしゃれレースマスクをお持ちのかたは、外出の際には、ぜひ活用なさってくださいませ。

極薄マスクご希望の方は、遠慮なく、リクエストくださいませ。いや、リクエストなくても、身に覚えのないきらりマスクがあなたのポストに届くかもしれません。(アベちゃんマスクより使えるよ)

さて、レイキの副読本シリーズを中断いたしまして、今日は、ステイホーム派の皆さまに面白い本をご紹介したいと思います。

私も最近、やっと読んだのですが(積読状態でした)、活字が苦手なかたでも軽く読めそうな、久々の大ヒットブックです。

『ざんねんな努力』



この本は、私たちが無意識に実践しているガンバル生活様式について外側から光を当てて、ふりかえり見つめなおしを促してくれる本です。

大切なことを書いているわりには、日本昔話レベルのやさしい話なので、読書が苦手なかたでも、ガンバらずに(ここ大事)、あっという間に読めます(笑)。

あらすじは、ガンバール国の若者が、もうガンバルのが嫌になって、ある日、家出して、隣のガンバラン国を旅するというお話です。

そこで、様々なガンバラン国民に出会うのですが、うまいなあと思うのは、最初に出会った黒セーター一家のエピソードが私のツボにはまって、どんどん読み進んでしまうという。一話目が大したことなかったら、あと読まなかったかもしれないけど、このつかみはうまかった。数時間で読了してしまいました。

その第一話の話で、ほお~っと思ったのは、「意志の力には限界がある」という事実です。(科学的に証明されているらしい)

私自身、けっこう意志力で押し通すところがあって、これができたのは、やっぱり体力があったからなんだと再確認しました。

意志力=体力(いろんな意味での体力)というのは、けっこう昔から気づいていたことではありますが、じゃ、無理がきくほど体力がない人、歳とって体力が衰えた人は、どうしたらいいのか、ってことは分かりませんでした。

で、ここで誰でも使えるワザを教えてくれます。
意志力カードを10枚と限定するテクニックです。

人間は、集中して意志決定につかえるカードは、一日10枚しか与えられてないそうです。
そんな消耗品である意志力を、ここぞという場面のために残しておくために、自分にとって重要度の低いものは、自動化してしまう。

黒セーターはスティーブ・ジョブスのトレードマークですが、彼も、お洋服という自分にとっては重要度の低いものを自動化して、毎日、あれこれ迷うことなくスパッと身を包むために選んだユニフォームが黒セーターだったわけです。そのおかげで、重要なことには、じっくり集中して意志力を使えると。



私たちは、自由意志だとか選択の自由だとか、もってるものはバンバン使わなくっちゃ!とばかりに、いちいち、一から選んで、決めて・・・ということを一日に何回もやります。そしてそのせいで、クタクタになるわけです。

で、本当に重要なことや集中すべきことも、ランチ選ぶレベルの意志力で決定してしまう。そりゃ、大物にはなれませんよね。いや、大物にも何者にもならなくていいけど、毎日、くたびれてしまいます。こんなこと何十回もしてたら、体力消耗激しいですから。

そんなこんなで、自分にとってたいしたことない事項は、すべて自動化(あらかじめ決めておいて、何も考えずに実行できるシステム)すれば、ここぞという場面では、バッチリ頭が働いてくれるわけです。

1週間に着る服はこれ、毎日朝ご飯はこれ、昼はこれ、と決めておいて、でも、晩御飯にはこだわる、とか。

人によってこだわりポイントは様々ですから、ご飯にはこだわる! なにをおいてもファッションよ!という人もいれば、仕事第一!って人もいるでしょう。

重要度の低いものを自動化することによって、身体の疲れは軽減できるし、いざというときの集中力も増すというわけです。頑張らなくても、人生が光ってきます。

こんな話があれこれ書いてある本です。良かったら、どうぞ~


ぜんぜん関係ないけど、10枚のカードの写真をとるために、旅行で買い集めたトランプコレクションの箱を開けてみましたが、こんなすてきなトランプも持ってたんですねえ。ロシアで買ったと思います。死蔵とはもったいない。


赤と青、2色のカードがセットになっているカンディンスキーのトランプ。
トランプゲームもトランプ占いも楽しいですよ。
私も久しぶりやってみようかな。

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