初詣の勢いがとまりません(笑)。
あちこちお参りしていると、神社参拝のベストシーズンが1月だということが腑に落ちてきました。(遅いよ)
さて、今回参拝した神社は、福岡で一番有名な筥崎宮。
筑前一宮の地位を、住吉神社と分け合っているようです。
(正確にどっちかわからないらしい)
私事になりますが、はるか昔、20代のころ、筥崎宮近辺でバイトしておりました。
昼休みに毎日参道散歩。お潮井とりの浜辺で、ぼぉ~。(今は波辺は立ち入り禁止)
もちろん、バイト時代以降も、放生会に子ども達を連れてきたりしたこともありますが、正式な参拝って、かれこれ数十年ぶりになるでしょうか。
この日は、御祈願をする友達A子さん(仮名)のエスコートでやってきました。
ふたりとも、久しぶりの筥崎です。
底抜けに晴れ渡った冬日和。光あふれて、とても気持ちのいい日でした。
参道にも境内にも社殿にも光があふれ、神様もお喜びの様子。
オーブが舞っております。赤紫の光もブルーの光も、大盤振る舞いですわ。
社務所で御祈願の依頼をして、待合室で待っていると、ほどなく神職さんが迎えに来られました。この回の祈願祭は、若い女性とA子さんのみ。
私は待合室で待つ気満々でしたが、「お連れ様もよかったらどうぞ」と誘われて、えっ、ええんですか?やった~!てな調子で、一緒に内拝殿に参りましたよ。ウハウハ
で、御祈願祭がとどこおりなく執りおこなわれました。
名前こそ呼ばれなかったけど(あたりまえ)、私も同じように、幣や鈴のお祓いを受けました。サカキ奉納もA子さんと一緒にやらせてもらいました。ありがたいっ(涙)
今週は、思いがけなく、続けて祈願祭を体験することになりましたが、数日前に体験した赤間神宮の祈願祭は、異空間にワープするようなディープな儀式でしたが、筥崎宮のは、型通りに、淡々と、クールに、たおやかにおこなわれます。ぶっちゃけインパクトがないなぁと、その場では思いました。ですが、あとでじわじわきます。何が来るかって、スッキリ感。
どう表現すればいいか難しいですが、ふと気づくと、全身がスキッと軽やかになっている。しらずしらず背中に背負ってきた重いものが、なくなってる。という感じです。
筥崎宮のシンボルともいうべき扁額「敵国降伏」は、いかにも好戦的で、私はあまり好きではなかったのですが、この「敵」というのは、なにも外にあるものだけを指すんじゃないんですよね。内なる「敵」、つまり自分にとってマイナスなもの、負担なもの、それらを打ち負かすのが、箱崎の神様のパワーなんじゃないかと。
自分にとってマイナスなものを、切れ味するどい刃でスパッと切る。もっと正確にいうと、見えない刃だから、切り下ろした刃がおこす風で切る、風が吹き飛ばす、という感じでしょうか。祈願祭のご相伴にあずかって、そのパワーを実感いたしました。
福岡では、企業戦士も野球選手もサッカー選手もみんな箱崎にお参りにきますが、他社や他チームに勝つため、というよりむしろ、己れに打ち勝つためのパワーをもらっているんだなあと、はじめて知りました。ほんとうにスッキリします。
さて、参拝も終わり、ちょうどランチタイムだったので、とある筋から得た情報をもとに、ナガタパンさんにご入店。
レトロな店構えとキビキビ動くスタッフさんが、商品の質の高さを期待させてくれます。
2階にイートインスペースがあるので、無料コーヒーを持って、2階でいただきました。
すっごい美味しかったです!
この日の参拝は、本当にいいことづくめでしたわ。
神様、ありがとうございます!
sakurako