2016年4月12日

福岡市博物館 魔女の秘密展~“魔女”とは誰だったのか?


行ってきましたよ魔女展。百道の博物館でやってます。
普通、こういう記事はプライベート用のブログに書くんですが、今回は内容が内容だけに、こちらに投稿しますね。

さて、生きてる魔女といえば、わたしなんかはカメリア・マキ女史を思い浮かべてしまいますが、いまどきは「美魔女」とかいろいろいらっしゃいますわね。ま、そんな楽しい魔女ではなく、ヨーロッパ中世から近世にかけて魔女裁判で次々と殺されていった悲劇の歴史をもつ魔女たちの展覧会です。

ヨーロッパの魔女狩り、魔女、と一口にいっても、記録によるとドイツがダントツに多かったようです。この展覧会もドイツのプファルツ歴史博物館で2009年に開催された「魔女 ― 伝説と真実」という大好評を博した展覧会をベースにしているそうです。

魔女に対してファンタジックでオカルティックなイメージしかない日本人にとっては、けっこうカルチャーショックかもしれません。展覧会の中身は想定外にシリアスでした。魔女って多様な理由と経緯で迫害された人々だったんだなと、認識を新たにした次第です。まさに「魔女とは誰だったのか?」が分かる展覧会です。

展示品でいちばん目を引いたのは、「五芒星のゆりかご」とか「魔法の巻物」とかです。
おもわず図録も買ってしまいました。(魔法の巻物ほしいっ)



4月30日には鏡リュウジさんの講演会もあって、チケット+図録つきで3500円だそうですよ。お時間ありましたら是非。


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