2015年11月24日

外にみえるものはすべて内にある


なんかスピ系ブログみたいなタイトルですが、ま、秋の夜長、よかったらおつき合いください。

近頃、ブログの更新が遅れがちで申し訳ありませんが、おかげさまで、毎日充実した講座をさせていただいております。

講座の中で、生徒さんといろんな話をします。
今日の内容は、ブログ読者のどなたかにもきっと必要だろうと思われましたので、書くことにしました。


自分がみている世界は自分が創り出した世界である、とか、この世界の中心は自分である、とか、あるいはちょっと角度を変えて、願えば叶うとか、思考は現実化するとか、え~と、ま、色んな似たような言葉を聞いたことがあると思います。

要するに、言っていることは、この世には客観的絶対的世界などはなく、自分が見ているのは自分がそう捉えている世界だってことですよね。だから、同じ場所にいて同じものを見ているように思える人々も、見ている世界はマイワールドであると。

いや、こんなつらい現実が自分が創ったものであるはずがない!と人間は思うので、自分の思い通りに世界が創れるなんて、にわかには信じられないのですが、自己浄化が進んで、さまざまな出来事が起こるにつれて、こんなにあっさり変わるものなのかとびっくりいたします。

どうしても許せないイヤな人、悪い意味で気になって気になってしかたない人、会話どころか近寄るだけで身の毛がよだつ人、いつも意地悪する人、陰口ばかり言う人などなど、身の回りに多くのネガティブ人間関係をかかえている方にとっては、なんでこれがわたしの創造世界なの!?と信じられないかもしれません。

いつもお話しさせていただいていることですが、わたし達は自分の一部分しか自覚していません。自分が見たい部分、見せたい部分、認めざるを得ない部分、、、そんな部分だけ「自分」であると自覚しています。

しかし、それはあくまで一部分です。

自分が見たくない部分、人に見せたくない部分、情けなくて許せない部分、怖くて永遠に封印してしまった部分、何があるか分からない黒い部分、、、そういう部分はあまりに闇すぎて、もやは自分の一部であるとはとうてい思えないほどです。しかし、あくまでそれは自分の一部です。

わたし達は人の中に、そういう自分のネガティブエゴ、シャドウセルフを見ることがとても多いです。

ですから、それに気づき、受け容れ、認め、抱きしめると、ネガティブ性は解放されていきます。


このようなメカニズムは、プラスの方向にも同様に働きます。

人に対する尊敬、賞賛、憧憬、傾倒、礼讃の念。
憧れる!尊敬しちゃう!ひれ伏したいくらい素晴らしいっ!という対象がいる場合、自分とは全然違うとわたし達は思ってしまいますが、果たしてそうでしょうか。

プラスにふれても、やはり、それは自分の一部を見ているんだと考えたほうが筋がとおります。
(自分が高く評価する人を、友達はちっとも評価しない…なんてこともね)

人間は無限の可能性を持っている、とよく言われます。
こんな自分に無限の可能性なんて・・・と思うのは、自分のすべてを見ていないからではないでしょうか。

プラスにしろマイナスにしろ、すべては自分の中にあります。

わたし達は外にそれを求めすぎて、内への探求をおろそかにしすぎています。
まずは内側に入り、自分のすべての部分と向き合う必要があります。

自分のすべてを認め、受け容れられれば、自分の現実に他者を全面的に迎え入れることができます。

至福も豊かさも、自分の中にもとからあることを認めれば、外なる世界も変化変容していきます。



















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