レイキを受けた後の好転反応については、このブログでも何回も書いてきたので今さら取り上げませんが、今日は、受ける前に具合が悪くなる現象について、私なりの思いをつづってみたいと思います。
長年(てほどでもないけど)レイキ屋さんをしていると、予定どおり伝授を受けられない、あるいはそれ以前の問題として、予約そのものが成立しないお客さんというのが、一定数いらっしゃいます。
どの方も、すごく楽しみにされてらして、決して、迷いがあるとか、後ろ向きとか、そういうことは一切ありません。
前向き前向きに、伝授を心から楽しみに予約されます。
ですが、メールが行き違って予約そのものができないとか、予約がうまくできても、いざお金を振り込む間際に、あ、やっぱムリ・・・となってキャンセルされるとかいう事態が起こったりします。
なんでそういうことが起こるのか、不思議っちゃあ不思議ですよね。
予約成立に至らないケースは、やはり両者の波動の違いが大きいのではと思います。
私自身、昔、発展系レイキの伝授を検討していたとき、ふたつのサロンの間で、こういう不思議な行き違いを体験しました。最初のサロンからの返信メールが、こちらに届かなかったんです。待てど暮らせど来ないから、あきらめて、別のサロンに決めました。で、だいぶたってから、最初のサロンから、お返事はまだでしょうか??というメールが届いて、ビックリ。
予約が成立しないときは、ティーチャーにとっても、生徒さんにとっても、一番ベストな結果に落ち着くよう、宇宙が采配してくれているんだと、今では思っています。なので、予約が成立しなくても、ぜんぜん気にすることはありません。
いっぽう、予約やら送金やらもクリアして、さあいよいよ伝授当日となったとき、家族がいきなり体調不良になるとか、自分が具合悪くなるとか、ムリして出かけても体が前に進まないとか、クルマが途中で故障するとか、駐車場が見つからなくて30分以上遅刻するとか、様々な不具合が起こって伝授が受けられなくなることがあります。
こういう場合、受講中の生徒さんなら日時が延期になるだけですが、対面もしていない初めての方とは、正式キャンセルとなり、お会いすることはなかったです。
さて、このような、伝授当日になって出てくる不具合、これはいったいどういうことでしょう。
やめろという宇宙のサインなのでしょうか?
生徒さんの恐怖、怖れ、不安が引き起こしたものなのでしょうか?
色んなことが考えられると思いますが、たとえば、こんなことが近いのかなあと思います。
私自身は、レイキ伝授当日に不具合を経験したことは一度もありませんが、毎回、毎回、不具合ばっかしなことがあります。
それは、海外一人旅に旅立つ当日です。
40代のころ、狂ったように旅していました。
自由に家をあけられるようになって、自由に使えるお金もできてきた頃、暇さえあれば、次はどこに行こうかと、旅のリサーチばっかりしていました。
旅するのが楽しくて楽しくて、なかでも何が一番楽しいって、旅のスケジュールを自分で立てて、フライトや宿や移動手段やらを効率的に予約して、ツアープランを組み立てるのが、一番楽しい時間でした。旅の醍醐味は、実行よりプランニングと感じていたほどです。(でもやっぱり現場がいちばん楽しいものよ)
だから、出発当日は、準備万端、自分で組み立てたプランに沿って、粛々と行動していけば、ぜったい希望通りの旅ができるという100%の自信がありました。まあ、予定通り、思惑通り、期待通りではないことは必ず起こるので(というかそればっかり)、そこはそれ、それも旅の貴重な味わいではあります。
で、数カ月かけて準備したプラン、楽しくて楽しくてしかたない旅に出かけるその日、空港に向かう足取りは、じつに、鉛のようにずっしりと重いのです。
できれば行きたくない、うちでゆっくりしていたい、なんでこんなしんどい思いしてまで危険な苦労をしに出かけるんやろ、やめたいやめたい、ああもういやだ~~、なんかお腹痛くなってきたわ・・・
呪詛のように口の中で繰り返しながら、足をひきずりひきずり、空港へ向かう私。
なにが哀しくて、苦労ばっかしの一人旅に出かけるんやろか・・・家にいたら楽ちんなのに・・・
あきらめがつくのは、飛行機の座席に納まって、映画を見始めてからです。(もう引き返せないし)
楽しみでたまらない旅に出かけるのに、なぜ、こんなに心が重くなるのか。
でも、だからといって、やめるわけにはいかない。やめたら絶対あとで後悔するし。お金もムダになるし。
毎回毎回、判で押したように、そんな葛藤とたたかいながら、私は旅に出ていたのです。
で、思うのです。
もしかしたら、伝授当日、具合悪くなるかたも、こんな状態なのかもしれません。
やめるかどうするかは、ご本人次第なのでしょう。
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