2013年11月30日

セイキムレイキと私


きらりでは、セイキムレイキ(SSR)の伝授講座もご提供しております。
ですが、セイキムレイキという名称を耳にするのは初めて、という方も多いんじゃないかと思います。発展系レイキの中では、カルナレイキ®ほどメジャーじゃないですもんね。

そんなマイナーなレイキにどうして興味を持ち、ティーチャー資格まで取ったか?
しかも、近所に講座がなくて、わざわざ関西にまで出向いてですよ。
不思議ですよねえ、ほんとに。

じつはこれには長くて深いストーリーがあるんです。
詳しくは書けませんが、書ける範囲で書いてみようと思います。

物語の始まりは、かなり以前のマルタ旅行です。
マルタは、今では、ちょっとメジャーな観光スポットになっていますが、私が行ったときはまだユーロ導入前で、地中海の片田舎アイランドって感じでした。

マルタ共和国は、マルタ島とゴゾ島という二つの島で構成されているんですが、私の場合、両方の島に滞在すること3週間。地中海の碧い海と、青い空と、光る風にすっかり魅了され、夢のような日々を過ごしておりました。

マルタ共和国には古い古代遺跡があちこちに点在しています。これらの遺跡はエジプト文明より古いとか、アトランティス大陸の名残りとか、まあ色々言われております。


博物館展示品 美しいスパイラル










そんな遺跡の中でも、とりわけ私の心を捉えて離さなかったのは、ゴゾ島のタチェンチの丘にある廃墟となった神殿跡でした。

ここはマルタ国内でも最古の神殿があった場所と言われています。さすがに最古だけに、跡かたもなくすべて土に還っていましたが、茫漠たる石ころと雑草の広場に立つと、そこがかつて神殿だったことがはっきりと分かりました。目の前に広がる青く光る海と空、吹きわたる風、まさに聖域にもってこいのロケーションです。目のいい人なら、海のかなたにアフリカ大陸も見えそうなくらいでした。

そんな地中海からはるかに隔たったここ極東の島国へ帰ってきて、いつもの日常生活に復帰していたある日、気功のクラスでのことです。

気功をしていると、変性意識状態になることがままあるものですが、気持ちいいタチェンチの丘をイメージしながら気功していたとき、いきなり右肩のほうに、なんだかエジプト系っぽいおじさんが出現しました。

えっ、なに、この人?

と一瞬、思いましたが、すぐ神殿の神官だと分かりました。

で、何? 

とさらにツッコミいれましたが、彼はなにも言わず、ただ黙って横にいるだけ。
そのうち消え失せてしまいました。

何が言いたかったのかなあ・・・と少々気がかりでしたが、当時の私の力では、答えを引き出すまではできなかったのでしょう。また出て来てくれたらと思いましたが、望んですぐ出現してくれるわけもなく、そのままになってしまいました。

その後、あいにく神官さんの再登場はありませんでしたが、引き続き、こういう類いの経験があり、これはちょっと本気出して地中海文明に取り組んでみないといかんゾと思いはじめました。

その後の体験はこちら→ 五芒星と六芒星
http://d.hatena.ne.jp/tarotsakurako/20130412/p1

その後、かなり経ってから、セイキムレイキの存在を知ったわけです。
で、これはなにがなんでも受けてみなくちゃと。

セイキムレイキ(SSR)はエジプト系レイキで、宇宙の中心とつながる壮大なヒーリングシステムです。エンジェルのパワーも活性化します。セイキムレイキで学ぶシンボルは、自身の霊性の向上だけでなく、人(自分や他者)をヒーリングするときにも、かなり役に立ちます。近頃は、私もヒーリングの現場で、ウスイやカルナでカバーしきれない部分に、積極的に使うようにしています。

やはり、レイキは使えば使うほど磨かれるものだと、つくづく思います。
皆さんも、是非、お持ちのレイキを十二分に活用されてくださいね。
そして、セイキムレイキに少しでもご興味もたれましたら、遠慮なく、お問い合わせください。











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2013年11月27日

タロットで一年を占う-ホロスコープ・スプレッド-


先日、ソーラーリターンの記事をアップしましたが、タロットでも、一年の流れを見る方法があります。それがホロスコープ・スプレッド。

普通、タロットは、現状を軸にして、近い将来の可能性をカードにおろす占法なので、一年というロングスパンは、どちらかというと不得意です。一年てけっこう長いですからね。自分が変わると未来も変わるし、それをまあ、ムリヤリ見てやろうという強気な展開法がホロスコープ・スプレッドなわけです。

だから、気軽にいつでもやっていいものではなくて、年の始めとか誕生日など、自分にとって節目の時期にやると、かなり正確な答えが得られると言われています。

そういうワケで、私は誕生日にやっております。
で、今日もやりましたよ、ホロスコープスプレッド。

使うのはタロットカードの大アルカナ22枚。
大アルカナだけなので、小アルカナが読めない入門レベルの方でも楽しめるというありがたさがあります。

逆に、フルデッキ78枚を使いなれた方は、大アルカナだけというのは、ちょっと大きすぎて読みにくいと感じるかもしれません。ですが、一年というロングスパンを占うためには、大きなカードを使うべきなんですね。小アルカナは短期的なカードですから、ここはドーンと、少々うるさいけれど大アルカナを並べましょう。
月初めに月運なんかをこのスプレッドで占う場合は、小アルカナのほうが適していると思いますけど。


 
1から12までの意味は、ホロスコープのハウスとだいたい同じです。
それぞれの星座のキーワードを思い出せばOK。

1のカード 牡羊座の定位置
本人のカード。性格、考え方、行動。
13のキーカードと12の潜在意識と合わせて読む。

2のカード 牡牛座の定位置
金銭、仕事、所有欲。
6の肉体的な労働能力と10のキャリアのカードと関連させることによって、仕事から得られる収入を見る。
また、4の家庭カードや7、8の結婚関連のカードとのつながりから、財産や資産の得失などを見る。
 
3のカード 双子座の定位置
国内旅行、勉強、コミュニケーション。
5の恋愛カードと合わせてみることで、愛情表現が通じているかどうかなどを判断する。

4のカード 蟹座の定位置
家庭、不動産、転居。

5のカード 獅子座の定位置
恋愛、レジャー、子ども、遊び。
1のカードでメンタル面、8のカードでセクシュアル面を見て、恋愛運を判断する。
11の交友関係カードを合わせ見ることで、恋の進行状況などを見る。

6のカード 乙女座の定位置
健康、肉体的な仕事能力、ペット。
8や12のカード、13のキーカードと合わせ読むことによって、より詳しい病気健康運が分かる。

7のカード 天秤座の定位置
結婚、パートナー運、共同経営者との関係、法律問題。
結婚問題は8のカードも一緒に見る。
配偶者運は、1、4、10、13などを総合して判断する。

8のカード 蠍座の定位置
遺産、財産、死とセックス。
相続問題は、2、4、10のカードを見て総合判断する。
自分が被害者になる事件が起こるかどうかは12のカードとの関連でみる。

9のカード 射手座の定位置
スピリチュアル、学問、宗教、海外旅行、外国。

10のカード 山羊座の定位置
キャリア、天職、社会生活。

11のカード 水瓶座の定位置
交友関係、サークル活動。
恋愛問題は5の恋愛カードと合わせ見る。5に良いカードが出ていても、11のカードが悪ければ、その恋は消えてしまう可能性が高い。

12のカード 魚座の定位置
障害、潜在意識。
タロットでは、13のキーカードを補足するように読む。13のカードが悪くても、12のカードが良い意味なら救いの道が残されている。

13のカード
総合運。1年のキーカード。

ちなみに、ホロスコープ・スプレッドは、すべてのカードを読む必要はないと言われています。遺産相続できるような家族親戚もない時に、わざわざ相続問題を考える必要はないし、中学生が結婚運やら仕事運を見る必要はないということです。

とはいえ、人生は、様々な要素が複雑にからみあい、一筋縄ではいかないところがありますから、一応、全部あけて見るのは必要でしょう。が、一枚ずつ几帳面に読んでいくより、優先順位をつけて、必要なテーマを深く読みこんだほうが、自分にとって役立つ結果が得られます。

補足ですが、大アルカナカードには対応する星が決まっていますよね。悪魔=土星とか。
その星とスプレッドの星座の相性も合わせて読むと、さらに深いリーディングができます。
きらりのタロット講座では、さらに詳しくお教えしております。よかったらどうぞ!

 
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