レイキヒーリングの世界では、その人にとって不要となった気(エネルギー)を「ネガティブなエネルギー」と申しております。
東洋医学などでいう「邪気」とも似ていますが、東洋医学では外から来るものを「邪気」、自分で作るものを「怒気」と使い分けているようです。
「ネガティブなエネルギー」なんて、もって回った言い方しないで、もっとすばり「邪悪な気」とか「悪いエネルギー」って言えばいいじゃない? と思われるかもしれませんが、気(エネルギー)自体に良いも悪いもありません。善悪は、そのときどきの個人の必要、判断に応じて変化します。昔夢中になって集めたヨンさまグッズは、いまでは粗大ごみ、不要品かもしれませんが、それそのものに善悪はないはずです。
気(エネルギー)は、身体の中を滞りなく流れているうちは有用なエネルギーとして機能していますが、淀み、停滞し、とどこおって、スムーズな流れを阻害するようになると、「ネガティブ・エネルギー」となります。
レイキでヒーリングすると、このようなエネルギーの滞りが動き始め、不要になった気が体外へ排出されます。そうして、スムーズな気の流れが回復し、健康が増進されるわけです。
レイキは相手の邪気、ネガティブ・エネルギーの影響を受けにくいと言われています。ですが、はっきり言って、まったく影響がないわけではありません。
私などもヒーリングをしているとき、時々、咳きこむことがありますが、この「咳きこむ」に関しても、二通りの考え方があるようです。
ひとつは、ヒーリー(ヒーリングを受けている人)から放出されたネガティブ・エネルギーをもろに受けてしまったから咳きこむ、という考え方。
もうひとつは、本来はヒーリーが咳きこむことで排出すべき不要なエネルギーを、代わりにヒーラーが咳をして出してあげているという考え方です。
どちらにしても、ヒーリーは不要なエネルギーをしっかり手放しているので、ヒーリング効果は出ていることになります。
あとは、ヒーラーの考え方次第というところでしょうか。
もろに受けたと思えるときは、ヒーリングポジションを工夫して、もろに受けない姿勢にするといいでしょう。代わりに咳きこんでいると思えるときは、思いっきり咳きこめばいいでしょう。
いずれにせよ、そんなに大きなダメージはありません。
咳はすぐにおさまって、ふたりともレイキのエネルギーによって癒されていきます。
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