2020年4月1日

疫病退散の祈り~写経~

今日から4月ですね。
こんな大騒動な4月は、きっと一生に一度の体験でしょう。

さて、今日は近所の護国神社まで定例の参拝に出向きました。今回は、個人的なお願いではなく、コロナ終息のお願いをしました。

全国では、疫病退散の特別祈願をおこなっている神社も多いようです。わたしもそれぜったい必要だと思ってました。

今日のおみくじ





で、話かわって、今朝ですよ。
糸島の雷山観音(千如寺大悲王院)さんから封書が来ました。

雷山の観音様が大好きで何度も参拝に行ったことは、このブログでも報告させてもらってますが、その参拝のご縁じゃなくて、2年ほど前に写経用紙を注文したことがあるので、そのご縁で連絡いただいたようです。

もともと写経用紙を注文したいきさつは、こんなワケなのです。

2年前、京都の大覚寺(嵯峨天皇のお寺)で嵯峨天皇直筆の写経の特別公開がありました。(ネットでその情報を見た)

嵯峨天皇が写経したいきさつやら、魂を込めたすさまじい写経の仕方など、ビックリすることが多く、私もマネして、気合入れて写経したい!と一念発起しました。

で、写経は慣れているのですが、どこに頼んだら写経を納めてもらえるんだろ?と探ったところ、雷山観音さんが郵送で受け付けてくれるらしいことを知り、大喜びで注文したというわけです。

で、送られてきた写経用紙をみて、腰ぬかしましたわ。
なんと、大覚寺オリジナルの写経用紙でした! うわぁあ~~



よく見たら、雷山さん、大覚寺派のお寺だったんですねえ。知らんかったわ。こんな偶然ってあり??と、当時、ビックリしたのを今でも鮮明に覚えています。

ついでに、嵯峨天皇が写経をおこなった経緯を、ざっとご紹介しておきましょう。

818年、春、全国的に疫病が大流行しました。
民の窮状に心を痛めた嵯峨天皇に、空海がナイスアドバイス。

「みかど、般若心経というありがたいお経があります。祈りをこめてこの経を書写したら、かならず疫病は消えてなくなりますぜ」(桜子現代語編集済み)

嵯峨天皇は仲良し空海の助言どおりに、魂を込めて写経いたしました。(それまでは、お経を書写するなんて坊さん専業の業務だったけど、これが、聖職者以外の人の写経の始まりとされています)

同時に、空海は、般若心経の趣旨も講義したのですが、その講義が最後まで終わらないうちに、写経の効果があらわれて、疫病からよみがえった人々が道路にたたずんでいたとのことです。

空海と嵯峨天皇写経パワーの、歴史に残るレジェンドストーリーです。

そんな事情で、現在のこの窮状をみて、雷山観音さんは写経によるコロナ終息祈願の活動をされているということです。それで、わたしみたいな写経つながりの人々に写経奉納の参加を求め、連絡を送っているというわけなのでした。

わたしの一枚の写経が、その活動の一端を担えるなら、よろこんで書写させていただますわ。

いつも神仏や天使にお祈りはしているのですが、こういう活動に参加できるのは嬉しいです。地球人類の存続と平安を願いつつ、心を込めて写経したいと思います。



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