2018年12月27日

一年お疲れさまでした

今年も残すところあと数日。
いよいよ押し詰まってまいりました。

今年は、一年をあらわす漢字に「災」が選ばれたように、公私ともども災いが多かった年でした。同じ感慨を抱いてらっしゃる方も少なからずおられると思います。




まあ、よく言われるように、災いは無意味に降りかかってくるわけではなく、因であり果であるということです。あやういバランスが何かの拍子に崩れると、災いとなって襲いかかってくるってことでしょうか。


タロット大アルカナの「塔」のカードには、そんな災いに襲われ、高みから落ちていく人々が描かれています。落とされている人にしてみれば、単なるどえらい災いかもしれませんが、これは、実は、天の、愛にあふれた光の鉄槌です。

なにか間違ってないか?
ほんとにこの道でいいのか?
このままどんどん行っていいのか?

そんなことを問いかけ、おのれの危うさ、間違いに気づかせてくれるのが、天下る稲妻の鋭い光です。光は浄化の炎となって、間違いを焼き尽くしてくれます。しかし、落ちゆく人々は、自分たちの間違いにいまだ気づいていません。

私たちが災いに遭ったとき、まさにこんな表情で驚きます。
カードを見てると笑えてきますが、ほんとにこんな顔しますもんね。
ええ~っ!?
なんで~~!?
そんなー!

もうね、私なんか去年から何回こんな顔したか。

このカードを見るたび、驚くばかりでぜんぜん気づいてない彼らは、いつ気づくのだろうかと心配してしまいます。
早く気づけよ。
心の中で応援してしまいます。

人のことはしっかり見えるけど、自分のことははっきり見えないのが人間です。お互いが見えるなら、お互いに率直にダメ出ししあえば建設的で良さそうなものの、そんな失礼なことできんわと、結局、みんな損してるのが現実社会。なんだかなあです。

そんな災いと気づきに満ちた一年が過ぎようとしております。
本当にお疲れさまでした。

一年がんばったご自分をしっかり褒めてあげましょう。
誰も褒めなくても、自分が褒めましょう。
そして来年、気づきを深くして、また、頑張りましょう。

最後になりましたが、今年もきらりにおつきあいくださり、まことにありがとうございました。来年も縁ある方々とのおつきあいを、さらに深めていきたいと思っております。

どうぞ皆様、佳いお年をお迎えくださいませ。<m(__)m>

sakurako








2018年12月21日

明日は冬至

気づけば、はや、冬至。
夜の暗さも底を尽きました。
あとは、どんどん明るくなっていくだけ。
クリスマスは、そんな光に向かうお祭りなんですよね。

ちょっと更新が滞っておりますが、いましばらくお待ちください。
さすがに年末はバタバタしますわ。(*_*;

sakurako


2018年12月15日

頬骨の下を押してみた

先日、たまたま見たテレビで、頬骨の下を押すマッサージが紹介されていました。
調べてみると、小顔マッサージの一種のようで、頬の筋肉をほぐすと、リフトアップやら小顔効果やら、いいことづくめみたいです。

その番組では、曲げた親指の骨を使って、頬骨を下から上にぐぐ~っと持ち上げるように押していく。
下図の青い線のラインです。



美容目的でおこなう場合は、一日1分とか、短時間のみおこなうのがよろしいらしいです。強く長く押したり、押したまま移動させたり、もんだりすると、青あざやシワができやすくなるとのこと。

なので、それにしたがって、私も頬骨の下に曲げた指をおいて、痛気持ちいい強さで、ぐぐ~っと押していきました。

すると、どうでしょうーーー!

「気持ちいい」がなくて、ひたすら痛いっ!右の頬骨の下が痛いっ!

ああ、これはきっと、頬骨の内側で良からぬことが起こっているに違いない!
と確信した私は、そのまま、意地になって、押し続けました。
暇さえあれば、グイグイ。グイグイ。
すでに美容目的を超えて、治療目的で指圧に邁進しつづけました。(やりすぎ注意!)

すると、翌日から、鼻をかむと、血が混じった鼻水が出始めました。
このマッサージというか指圧を続けていると、たまった膿のような鼻血が、時々、ティッシュについて、ああ、これは悪いものが出てるんだなと、いよいよ確信を強くしました。

調べてみると、頬骨の下には空洞があって、ここに膿などたまりやすいとのこと。
いわゆる副鼻腔炎などというものも、ここで起こる炎症らしい。

とすると、私の場合、知らず知らずのうちに膿がたまっていて、なんだか鼻が詰まりやすいなあ、でも片方あいてるからいいやと、放置していた炎症が、ここへきて明るみに出てしまったということでしょうか。

指圧しはじめて数日たつと、頬の痛みがずいぶん軽くなって、押しても痛くなくなり、鼻の通りも良くなりました。

今更この歳で美顔とかありえん~、なんて思っていましたが、美と健康は表裏一体、と痛感しています。

クサいものには蓋とばかりに飾って隠すのはいかがなものかと思いますが、本当の意味の「お手入れ」は、いくつになっても有効です。
みなさんも、一度、頬骨の下を押してみて、痛くないかどうか、ご確認くださいませ。

すっきりさわやかに、今年の汚れは今年のうちに。

sakurako

2018年12月7日

スピリチュアル雑感

年末だからか、来し方行く末について、ふっと思いめぐらすことが、近頃ふえました。
昔の同僚・友達は今どうしてるだろう?とか、そういえば、あんなセミナーに行ったよなとか、一世風靡したあの人はいま?とか。年末企画かってレベルですけど(苦笑)。

私は、この道ウン十年の筋金入りのスピリチュアリストでは全然ないので、ナマな体験はあまり持ち合わせてないのですが、本やネットからの情報はそれなりに仕入れていたので、昔よく目にしたけど、最近すっかり姿を消してしまったモノたちをふと思い出します。

一番有名なのは、1973年の「ノストラダムスの大予言」。
一時期、この手の危機予言系が大ブームでしたね。
その後のマヤ歴関連にも危機予言は多かったですが、日本のみならず地球規模で、大地震や洪水、干ばつ寒波などの災害が日常的に頻発する中、こんな予言に一喜一憂していた時代は、はっきりいって平穏だったんだなと思います。

それと同じように、見えない世界についても、いろいろブームがあったように思います。

じつは、占いとかセミナーにはめったに行かない私なのですが、むかし、アカシックレコードのトークライブに行ったことがあります。当時、流行ってたんですよね、アカシックレコード。宇宙図書館の情報を読むとかで、なんかとっても確実な感じがして、期待して聞きに行ったのを覚えてます。ですが、そこで語られていた未来予報は、数年後、まったく当たってないことが判明して、未来を読むのはホントに難しい…と思ったものでした。未来というのは確定していませんから。無限の可能性の中からひとつ取り出して、これだっ!ていうのは、どだい無理な話なわけです。

前世や過去世を探るのも流行りましたし、エネルギーワークや波動にもブームがあります。

興味をもって探索するのは楽しいですし、なにより知識や情報が積み重なってきますから、自分の中でそれらが化学変化を起こして、思いもよらない成果が出たりします。旧い新しいにかかわらず、主体的に取り組むのはすばらしいことです。

しかも、近頃は、「いま、ここ」に集中する傾向がやっと一般化してきたのではないかと思います。

かつて、過去世や未来、宇宙や霊界神界に目を奪われていた私たちは、やっと、今ここ、この現実世界でこの人生をどう生ききるか、にフォーカスするのが一番たいせつ、と分かってきたように思います。まあ、それもこれも、見えない世界があることが分かってきたからなんでしょうけど。

そういう意味で、さらに柔軟性をもって、日常生活を送っていきたいものですね。

最近、某女性歌手さんが、自然治癒力至上主義で、病院嫌いで、歯痛を我慢しつづけて悪化させた記事を目にしましたが、いくら自然治癒力が素晴らしいとはいえ、それだけしか受け付けない原理主義はいかがなものかと思います。自己治癒力、代替療法、西洋医学、東洋医学、それぞれ得がたい取り柄があります。ですが、どれかひとつでまかなえるほど、この世界は単純ではないです。柔軟に、積極的に、必要なものをしっかり役立てなければと思います。

もっとも強い者が生き残るのではなく、
もっとも賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

進化論者チャールズ・ダーウィンらしい言葉です。





sakurako



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