2016年10月9日

伝授をうける楽しみ

いくつになっても、どんな立場にあっても、エネルギワークの伝授は、新たな刺激を与えてくれます。私自身、毎年、なにかしら伝授や講座を受けていますが、いやあ、まだまだ極めつくせませんね。しかも、受けるたびにすごい刺激を感じ、自分のエネルギーがぐわんとシフトアップするのを実感します。まだまだ煩悩にまみれた3次元4次元存在ですから、伸びしろはたっぷりってとこなんでしょうね(苦笑)。

今日は、伝授を受ける楽しみについて、ちょっと考えてみました。

きらりで伝授を受けてくださる生徒さんたちは、受講前はスピーディにサクサク進めたいとお考えの方が多数派です。ですが、時間をかけてスローペースで受けることのメリットと楽しさに、次第に気づかれます。最近は、最初からスローペースを選ぶ生徒さんも多く、時代は変わってきたなあと感慨もひとしおです。

いつも講座でお伝えしていることですが、レイキなどのエネルギーワークは、マッサージやトリートメントのスキルを学ぶのとはまったく違います。

レイキ受講前は、とりあえず手からエネルギーが出て、それでヒーリングできたら何かと便利だよね、とシンプルに考えて学ぼうと思い立ちます。(私もそうでした)

単なるスキルなら、ぶっちゃけ一日講座でファーストからサードまで伝授してもらっても全然問題ありません。ワンデー伝授でも手からレイキのエネルギーは出ますし(質はまた別ですけど)、足りない知識や情報は、あとから本やネットなどでざっくり補えます。自力でなんとかやっていく!という不屈の意志をお持ちの場合、それでなんとかいけるかもしれません。

ですが、私は、レイキの講座は、単なるスキルやテクニックを習得するのとは全然ちがうと考えています。

もちろん、きらりでは練習や実習はみっちりおこないますし、プロとして施術できるレベルまで、時間かけてあれこれテクニックをお伝えしますが、それでもなお、それだけがゴールとは考えていません。

伝授(アチューンメント)というのは、儀式の最中は最中で特別の感覚があり、それも楽しみのひとつといえますが、それ以上に、あとの変化変容が楽しいのです。自分で気づいても気づかなくても、かならずじわじわ変わっていきます。すぐには分からなくても、ずぅ~っとあとで、ご自分でも気づかれるかと思います。

伝授にはそういう力があります。
これは、たぶん、すべてのエネルギー伝授に共通なのだと思いますが、自らの波動を変えることによって、私たちは古い殻をぬぎすてて新たな自分に生まれ変わります。新たな自分の前に広がるのは、新たな世界です。そこには古い自分が悩んだり苦しんだり迷ったりしていたことが、もうありません。

伝授を受けると、必ず何かしら自分自身のシフトアップが起こります。
使い手自身がエネルギーシフトしなければ、レイキの質も研ぎ澄まされません。
効果的なヒーリングもできにくいわけです。

シフトアップが起こらないということは、心の奥深くでまだ準備できていなかったのかもしれませんし、変化が単に超スローなのかもしれません。

そういうわけで、こんな楽しい伝授をササッと終わらせてしまうのは、本当にもったいないなぁと私は思うのです。じわじわと変化を味わいながら楽しみながら、一歩ずつ登っていくのが、楽しむコツなのではないでしょうか。私はそう思って、ちびちび伝授を受け、じわじわ楽しんでいます。





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