2019年11月15日

喪の中

ブログ更新がとどこおっておりますが、この間の経緯をちょっとお知らせしたいと思います。

今月、私がやむなき事情により別荘暮らしを余儀なくされていたちょうどそのとき、
(別荘といっても網走刑務所ではナイ)
同居の義母(夫の母)が他界いたしました。享年92歳。

古い生徒さんにはお馴染みのうちのお婆ちゃんですが、ここ数年は私も介護に精を出しておりました。

特に持病があるというわけではないけれど、老齢のため、最後の2年は病院暮らしでした。
危機は何度か訪れましたが、そのたびに持ち直して、低空飛行ながら今まで何とか持ちこたえておりましたが・・・

人生、ややこしいときにややこしいことは重なるもので、私の出所日(刑務所ではない!)と葬儀の日が重なり、家族もバタバタ。

ハラキリ6日後で葬儀に参列できる体力もなく(というか早々と追い出さずにもうちょっと面倒みてよ~済生会)、私は自宅で一人ひっそり冥福を祈っておりました。
親分、不孝を許してつかあさい・・・(←仁義なき戦い広島死闘編?)

そんなワケで、ただいま喪中でございます。
毎日お経を読んで、供養に努めております。
最後の2年はあまり関われなかったので、亡くなってからしっかりお世話しようと、前々から決意しておりました。私のほうが長生きできて、なんとか一安心。
忌明けはちょうど年末ごろになるので、年内はすっぽり喪中です。

スロー営業なきらりが、いっそうスローペースになりますが、12月から、できる範囲内でご予約うけたまわりますので、ご都合あいましたら遠慮なくお越しくださいませ。




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2019年11月3日

神仏巡礼2019~雷山観音again~

糸島の山奥にある雷山観音様に、先日、また参拝してきました。
こちらのお庭の楓は有名な紅葉スポットなので、11月中は紅葉特別期間となります。
シーズン真っ盛りになると、駐車場の問題が出てくるので、紅葉前に大急ぎで参拝してきましたよ。

いつも変わらず紫の光に満ちあふれたお寺です。



紅葉はまだまだ。でも、中庭の池のほとりでは、一部、紅葉が見られました。











もともとこちらは「雷山千如寺大悲王院」というお寺で、その本堂がこちらです。



いつもこの本堂の写真を撮ると、帯状に紫の光が入ります。
前回春に撮った写真は、こんな感じ。



私がそれを言うと、連れが「なんか仕掛けがあるんやないか??」と、ふとどきな意見を述べて、ジロジロ探っておりました。レーザー装置でも探してたんかいな。
あほ、観音力をあなどるなかれ!



雷山の観音像は、私はてっきり国宝かと思っていたら、重文だそうです。
造像は鎌倉時代後期作と推定されているそうで、本当に立派で巨大な十一面千手千眼観世音菩薩立像です。

画像はHPより拝借

十一面と千手と千眼がフルで表現されている観音様って、意外と少ないのですが、こちらはもうフルバージョンで造られております。

光背のように見えるのが、千本の手です。そのひとつひとつの手の中に、小さな眼があります。それで千手千眼です。カルナレイキの観音様を目の当たりにしたい方には、超おススメなお像です。

もちろん、そればかりでなく、観音力も目を見張るものがあります。

困ったときの神頼みと言いますが、まさにそんなときに頼りになるのが観音様。
日頃から仲良くしておくと、人生詰んだとき、必ず助けてくれます。

まあ、レーザー装置探すくらい自力更生力のある人はいいでしょうけど、自力では如何ともしがたい状況に陥りがちな人には、日常的に神仏や天使と仲良くしておくことをおススメいたします。

そして、遠慮せず、お願いをすること。
こんなこと頼んだら失礼かもとか、私は感謝しかお伝えしませんっとか、カッコつけられる間は、それはそれでよし。でも、そうじゃなくなったら、しっかり頼って、お願いしまくりましょうね。

何のために神仏がいらっしゃるのか。
人間から尊敬され感謝を捧げられて、エッヘンといい気になるためにいるわけじゃないですよね。それを考えると、もっと頼っていいってことが判ると思います。

だって、私たち、人間だもの。




sakurako

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2019年10月28日

大濠公園の小さい秋2019

今年は高温傾向が続いていて、秋とはいえ、秋らしさはイマイチ不足しております。
台風や豪雨ばっかしで、昔みたいに、能天気に、食欲の秋!芸術の秋!なんて言う人は、もういなくなりましたね。

季節は確実に移り変わるとはいえ、紅葉黄葉は年々遅れる一方、いきなり真冬という年もありましたよねえ。
ということで、小さい秋だけど、繊細な季節感を敏感にキャッチしていきたいと思います。










さて、光に包まれたこちらは、うちの近所の公園の樹木。
初めて、気づきました。これ木犀ですよね。


よく見ると、花は真っ白。



私は、木犀って、キンモクセイ(金木犀)とギンモクセイ(銀木犀)しかないと思っていたのです。

で、銀木犀というのは、金ほど黄色くない花で、だから、我が家にある薄黄色い木犀は、銀木犀だと信じていました。

が、銀木犀って、この真っ白い花らしい。
そ、そうか、そうなのかっ・・・

そりゃそうだよね。シルバーって白いもんね。黄色っぽいシルバーってないよ。

じゃあ、うちの木犀は??と調べてみると、ウスギモクセイ(薄黄木犀)というのだそうです。見た目はギンモクセイやキンモクセイと変わりないけど、花の色は両者の中間のような薄いクリーム色で、花はキンモクセイよりもやや大きいものの、香りは劣る、と書かれておりましたよ。へえ、香りは劣る、ですか。そうですか。(悔しそうに言ってみる)


我が家の薄黄木犀はもう咲き終わりました

sakurako

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