2020年10月16日

地上生活の目的

近頃、シルバーバーチを読み返しています。

シルバーバーチって誰?って方は、ググってもいいですが、まあ、ひと言でいうなら、高級神霊界に住まう古代霊さんです。

本名は分かりませんが、その古代霊さんが、霊界に住むシルバーバーチという名のインディアンさんを中継にして、さらに地上に住むモーリス・バーバネルという霊媒さんの口を借りて、1920年から1980年まで、膨大な情報を地上にもたらしました。情報はまとめられて、数多くの霊言集として出版されています。

いきなりそんな霊言集に手を出す勇気も気力も体力もない私は、入門者向けにQ&A形式でコンパクトにまとめられた本を読みました。これです。


これがまた面白くて、すっかりシルバーバーチさんのファンになってしまったという。

その本の中から、地上生活の目的について語っている部分を、ご紹介したいと思います。


Q.そもそも地上生活の目的とは何でしょうか?

A.そもそもの目的は、本来の自分を理解することです。

そのためには、物的身体の機能と、霊としての資質を、存分に発揮することが必要です。物的なことにかたよって、霊的存在としての義務をおろそかにするのもいけませんが、霊的なことにかたよって、物的存在としての義務をおろそかにするのも間違いです。両者のバランスをとり、この世にありながら、この世的人間に堕することのないようにすべきです。

肉体は、神の分身である霊の神殿ですから、十分な手入れが必要です。そして、成長と進化の過程にある霊は、その肉体をとおして、成長と進化のための機会を与えられる必要があります。

地上生活の目的は、地上を去った霊が次の階層での生活になじめるように、様々な体験を積むことです。

そこで、まず、地球へやってくるのです。地球はトレーニングセンターです。肉体に宿った霊が、次の次元の生活への装備を提供してくれる教訓を学ぶための学校のようなものです。

そういう理由から、私は改めて申し上げます。

あなた方が嫌な体験と思っているものが、最高の薬になっていることがあるのです。

本当の自分を見出すのは、日向(ひなた)の生活のなかではなく、嵐のような生活のなかなのです。雷鳴が鳴り響き、稲光がひらめいているときです。

人間は厳しく磨かれ、清められ、純化されなければなりません。絶頂もどん底も体験しなければなりません。地上生活だからこそ体験できるものを、体験しなくてはいけません。そうした体験によって、霊性が強化され、補強され、死の向こうに待ち受ける生活への準備が整うのです。

地上生活の目的は、霊性を活気づけることです。そのために、地上界の出来事は二面性と二極性を鮮烈に体験するようになっており、そこに地上生活の地上生活たるゆえんがあるのです。

たとえば、善と、善でないものとが同居しています。これは、私たちの世界にはないことです。高次元の世界には、対照的なものが存在しないのです。

地上生活の目的は、魂がその霊的資質を発揮できるように、さまざまな体験をするチャンスを与えて、霊性を一段と強化することです。そのために、悪もあれば罪もあり、暴力も存在するのです。

........以下略


コロナ禍やその他の事情で、つらい思いをされてる方も多いと思いますが、200年に一度のチャンスと思って乗り越えてください。こんな時代に生きられた自分は超ラッキー!と思って、楽しみましょう。

明けない夜はありません。

素晴らしい夜明けを見るために、できることを精一杯やりながら、その時を待ちましょうね。


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