近頃は、老化に対する対処法も「アンチ」エイジングというネガティブなとらえかたではなく、ポジティブエイジング、スマートエイジングなど、加齢を肯定的にとらえようとする方向性が生まれてはいますが、いまいち広まってないのは、誰にとっても老化はヤなことだからでしょう。本音はそうですよね。シワが増えて喜ぶ人はまずいない。
見た目の老化は分かりやすいですが、ではココロの老化はいかがでしょう？
私が思うココロの老化のもっとも分かりやすい指標は、意欲の減退です。
物事に対する興味や情熱、やる気など、生きよう、楽しもう、充実させようという意欲が薄れてくると、生活全般に大きく影響します。
というのも、意欲がなくなると、めだって活動性が落ちてくるからです。
料理もやる気なし、そこらにあるもの食べておこう。しないといけないこと、したほうがいいことは沢山あるけど、めんどくさい、今度にしよう・・・てな調子で、だんだん動きが少なくなり、しまいにはカラダ自体が動けなくなる。
人間て情熱で生きてるんだなあと、老親の介護をしているとつくづく感じます。
身体的に問題がなくても、生きる意欲がなくなってくると、カラダがそれに適応してだんだん動かなくなってくる。一方、身体的にかなりの問題をかかえていても、生きる情熱があると、カラダは不思議とそれなりに動きます。
生きる意欲、情熱って、まさにいのちの燃料なのだなと、対照的なふたりの老親をみて痛感する今日この頃。
ですが、高齢者だけでなく、若くして意欲や情熱を失っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
動きたいけど動けない、したほうがいいのは分かっているけどできない、という方は、心の不安や恐怖を取り除くことも必要ですが、まず何よりも、生きる意欲、情熱、生命力、体力を強化する必要があります。
生命力をつかさどるチャクラは第１チャクラです。
鼠蹊部や丹田に手を当てて、しっかりエネルギーを送ってあげてください。自分自身のベースが強化され、体力が増し、軸ができてくると、不思議と動けるようになってくるものです。
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