2013年7月12日

シロアビヤンガについて

アーユルヴェーダのヘッドマッサージ・シロアビヤンガは、我がサロンの裏メニューですが、もう少し詳しくご紹介しておきますね。

シロアビヤンガは、全身トリートメントのアビヤンガの一部です。
アーユルヴェーダトリートメントで一番有名な「シロダーラ」にも「シロ」という語が入っていますよね。この「シロ」は頭部を指す言葉で、シロアビヤンガは、頭部のアビヤンガという意味です。

で、概要ですが、アーユルヴェーダのトリートメントは、開始時に、まず、お祈りをおこないます。これは医療神に敬意を表し、施術のサポートを願うお祈りです。
外国人の私には難しくて、全部は覚えきれませんでした。が、最初の部分は耳に焼き付いていますので、こんな私でもちょっとは披露できます。このマントラで、一気にインド気分盛り上がりますよ(笑)。

さて、マッサージの手順は以下のとおりです。日本語訳は拙訳です。

1.温めたオイルを両耳に注入。or綿棒にオイルをつけて耳穴に塗布。
2.頭部にオイル塗布。
3.バイブレーション  vibration
4.スローシャンプイング  slow shampooing
5.ハードシャンプイング  hard shampooing
6.インナースローシャンプイング  inner slow shampooing
7.カッピング  cupping
8.ジグザグリラクゼーション  zigzag relaxation
9.フィスティング  fisting
10.インナーロッキングリラクゼーション  inner rocking relaxation
11.タッピング  tapping
12.フロントヘッドポリッシュ  front of the head polish
13.4本指タッピング  4fingers tapping
14.チョッピング  chopping
15.ファーストシャンプイング  fast shampooing
16.インターロッキング  inter locking
17.クレンチング  clenching
18.バックヘッドポリッシュ  back of the head polish
19.ぼんのくぼマッサージ  occipital ridge point
20.生え際マッサージ  borderline circle
21.全頭プレス  whole head pressing

このあと、耳のマッサージをします。
その後、背面首肩まわりのマッサージがありますが、きらりでは着衣のまま練習するので、背面はおこないません。

頭部の手技だけでも、なんのことだかさっぱり分かりまへん・・・な手順ですが、きらり特製のオリジナルテキストがあるので、忘れても読み返せます。大丈夫ですきっと(笑)。

アーユルヴェーダトリートメントの方法は、流派というかスクールによって少しずつ違うようなので、これはマイソールのIVACのやり方です。自分が習ったやり方と違う!とびっくりなさることはありません。医療神は寛大です。どんなやり方でも、心からおこなえば、最善の癒しをもたらしてくださいます。ただし、施術前には必ずお祈りを。我流の日本語で十分です。

で、本来、オイルまみれになって、どうにもこうにもたまらん状態になるのがアーユルヴェーダトリートメントの醍醐味なんですが、頭がそんな状態になっても困るって方には、オイルを使わず、乾いた髪のままシロアビヤンガを体験していただけます。あるいは、体験は省略でもいいということなら、それでもOK。(洗髪設備はありません)

実技練習は、桜子の頭を使って練習していただきますので、オイルまみれになるのは私です(笑)。遠慮なくゴシゴシ使ってください。

こんな感じです。覚えておくと一生使えます。セルフトリートメントにも使えます。髪もチャクラも美しく整います。お時間ありましたら是非。



現地でとったノート
すべてイラスト化してメモ















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