むかしむかし大昔、生物は海の中(もしくは海辺の泥の中?)で生まれたといわれています。
そのうち川や水たまりを利用して陸に上がるモノも出てきて、その際、淡水の中でも生きられるよう体を変えていったといわれています。
もともとの母胎である海水の世界をキープするために、体の中に海のミネラルの貯蔵庫を持つようになりました。これが骨のはじまりです。
人間の体に含まれるカルシウムの99%は骨に蓄えられているそうです。ミネラルは骨にしっかり貯蔵され、必要に応じて溶け出して全身に供給されるわけです。
さて、月の引力が地球に影響をおよぼしているのは、ご存じのとおりです。もっとも分かりやすい現象は潮の満ち引き。月の引力にひっぱられて、海は満ちたり引いたりしています。満月新月には最大に引っぱられて大潮となります。
だから、体内に豊富な海をもつ私たち人間も月の動きに影響されるのです。
この夏、海へ行ったときには、はるかかなた大昔の記憶を呼びさましてみてください。
そして、あらためて自分の身体に意識をむけると、外にあるものはすべて内にあるということも、納得できるかと思います。
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