2019年1月16日

神仏巡礼2019~赤間神宮(下関市)~

前回記事、宗像大社の続きです。

連休最後の混雑日に宗像大社に参拝し、遅れに遅れたバスとJRを乗り継いで、ようやく下関にたどりつきました。

駅前の天然温泉ホテルに泊まって久しぶりに露天を堪能し、翌朝、いよいよ赤間神宮参詣です。

お正月から成人式連休までの期間は、神社にとって、一年で最も繁忙な時期だと思います。そんな繁忙期あけの日は、きっとスタッフ(神職&巫女)さんもお休みの方が多くて、もしかしたら「ご祈願?あ、すんません。今日、やってないです」とか言われるかも・・・と、情けない予感に襲われつつ、どんより曇った空から落ちる小雨にぬれながら、念願の参拝だというのに、いまいち明るくなれない気分で向かいました。

赤間神宮は、ご存じ、壇之浦に散った幼帝安徳天皇をおまつりする神社です。



神社の目の前には、関門海峡壇ノ浦。対岸には門司港レトロ展望タワーのタワマンが臨めます。



赤間神宮と私とのご縁は、去年から始まりました。
期間は短いけれど、話せば長い友情物語なので、きらりに来られたときにどうぞお尋ねください。縷々、語らしてもらいます。



竜宮城のようなご神門をくぐり、手水舎で手を清め、拝殿へとあがっていきます。
連休明けでも、参拝客は途切れなく来られています。
開店休業とか、これだけの神社では、ありえないことですよねやっぱり。



はじめての参拝なので、まずは拝殿で型通りお参りさせていただきました。



拝殿前に立つと、奥の神殿から、ものすごい清冽な気が、ふ~~~っと吹いてきます。
ほかの神社では感じたことのない、涼やかで、すがすがしく、軽く、明るく、みずみずしい風です。
不思議に思ってよく見ると、中に人工の池があるのです。
この特異な清冽さは、神殿から降りてくる気が池の上を通るとき、水精をともなうからでしょうか。不思議な作りです。

横の社務所で御祈願のお願いをしました。
拝殿内の待合室で少し待っていると、若い神職さんが来られて、内拝殿に案内されました。そこで、祈願祭がおこなわれます。

連休明けの午前中ということもあってか、私ひとりでした。
予想通り、巫女さんなしで、神職さんのみによる祈願際。
巫女舞フェチではないから、これは全然OKよ。

昔、宇佐神宮で、同じように一人だけで御祈願を受けたときは、巫女さん二人による巫女舞を奉納していただいて、えらく恐縮した経験があります。かぶりつきの席ではじめて巫女舞を観賞し、でも、どんな顔してればいいのか、正直ものすごく気をつかいました。今回はそんな気づかい無用な展開で、ある意味、助かった。

さて、御祈願がはじまる前に、祈願内容について、さらに突っ込んだ質問を受けます。
確かに、通りいっぺんな祈願内容だけ把握しても、神様に奏上するとき情報不足だよなと思ったので、根掘り葉掘り聞かれても、別に失礼な感じはなにもありません。むしろ、そこまで把握してお伝えしてくれるのかと、ありがたい気持ちでいっぱいでした。すごく親身に聞いてくれます。

で、いよいよ祈願祭がはじまりました。

いやあ、もうビックリですわ。

こんなド迫力な音響効果と音声効果で騒がれたら、神様、居眠りしてても、ぜったい起きてくるよね、というくらい、迫力満点の笛と太鼓と祝詞の連続です。(神職さんひとりですべてされます)

奥の神殿から神様が下りて来られたかどうかは、まったくわからなかったけど、途中から、鳥のさえずりがすごいことに気づきました。森林浴のCDかけてんのか?と思うくらい、涼やかな鳥の鳴き声が響きわたり、それがまたひっきりなしに、やむことなく聞こえてくるのです。どこからくるのか、風もふわーっと吹いてきます。

地の底から鳴り響くような太鼓の音と、全身全霊をこめた渾身の祝詞の奏上で、こちらも一気にご神気に包まれ感応していくのが分かります。すごい祈願祭です。

すべて終わったあと、ふと気がつくと、さっきまでどんより曇っていたはずが、陽がさしこんで、まわりがすっかり光に包まれているではありませんかっ。(この日、陽がさしたのはこのときだけ)

聞きしにまさる赤間神宮の神様パワー。
すっかりファンになっちゃいました。
今後の展開を、しずかに受け取ろうと思います。

海峡がみえるこのアングルが
いちばん赤間神宮らしいと思う

おみくじは
お約束通り
大吉!



sakurako

2019年1月15日

神仏巡礼2019~宗像大社~

さすがに一月も半ばを過ぎて「初詣」とは言いにくいので、「神仏巡礼」とタイトルしました。

今回の参拝の目的地は下関だったのですが、どうせ泊りがけのミニトリップなら、久しぶりに宗像大社にも出向こうと、急遽、思い立って参拝しました。



連休中だったので、覚悟はしていましたが、やはり人出が多かったです。(というより、公共交通機関の乱れがすごかった。人が多いと色んなトラブルが起こるんでしょうね)

私と宗像大社とのご縁は、かれこれ20年の長きにわたっております。
初めて参拝したとき、宗像三女神の市杵島姫神(イチキシマヒメ神)に感霊し、それ以来、心のマイ神社となりました。

宗像三女神についてはこちら ↓
https://ameblo.jp/tarotsakurako/entry-11855657879.html

昔はしょっちゅう参拝していましたが、ここ数年はすっかりご無沙汰で、今回の参拝はほんとに5年ぶりくらいか。これじゃマイ神社とは言えんよなあ・・・

こちらの手水舎にはヒシャクがありません。


この手水舎は、昔読んだある本では、パワースポットと書かれていました。
基本、宗像の神様は水の神なので、水にはみっちり波動が満ち満ちているようです。
省略せず、しっかり水でお清めしましょう。

拝殿の前も人の列でした。
普通の月の平日なら、それなりに閑散としているはずですが(世界遺産になったから違うか?)、やっぱり連休、厳しかったです。


それでも、略式の祝詞をあげさせていただきましたよ。

最近、私が唱えているのは
「はらえたまえ きよめたまえ」3回
「かんながら たまちはえませ」3回

人が近くにいると、さすがに大声で唱えることははばかられますが、それでもブツブツと小声で唱えるようにしてます。

この日も、まず、これらの祝詞を唱えました。
すると、たちまち、ず~~んと、悪寒というか、エネルギーが頭からはいってきて、全身を貫いていきました。

おおっ、チャンティングやっぱりスゴイ!と感心しながら、続けて心の中で、長い間お参りできずほんとうに申し訳ありませんっと無沙汰を謝っていると、涙がどわーっとあふれてきて・・・

この涙は、どう表現していいか、ちょっと難しいですが、ひとつは、自分で思う以上に宗像の神様との結びつきが強いことを思い知ったというか。と同時に、毎年、郵送で大祓のお祓いを受けているご縁からか、神様のご加護の強固さを実感したような。
まさか、こんなに感情があふれるとは、思いもよらなかったけど(苦笑)。

拝殿の奥にある本殿。右側に赤紫光線出現中。



バスの時間の関係で、高宮参拝は駆け足となりました。

 高宮はいにしえの祭祀場ですが、私は、その祭祀場より、そこに向かう階段を上っていくその道程こそが力場(パワースポット)のような気がします。なので、私がいちばん清々しい気を感じるのは、高宮につく手前のこの広場です。







ご覧のとおり、高宮の前は参拝客の長蛇の列で、あっさり引き返しました。



宗像大社の御朱印



sakurako


2019年1月11日

寒中見舞い

あっという間にお正月も終わってしまいました。
今日は、鏡開きの日ですね。
七草がゆも食べたし、今日は、ぜんざいにお餅入れて食べるし、着々と2019年も進行中です。

2020年にむかって、大きな変化の波が押し寄せてきていると言われています。

実際これは、かつての「ノストラダムスの大予言」みたいな商業主義的あおりではなく、地球規模での政治・経済・気象レベルで起こっていることだし、なにより、個人レベルでの変化がとても大きく、大変動を実感せざるをえない状況となっているように思います。

私たちが、どこにたどり着くのかは分かりませんが、思うところ、いや思った以上のところにたどり着けるよう、今考えられるレベルの願望には固執せず、日々、前向きに、あきらめず、明るく、淡々と暮らしていくのが、最善の方法ではないかと私は思っています。

これから、2月の立春、3月の春分と、季節はどんどん明るさを増していきます。
明るい面に目を向けて、サクサク、テクテク歩いていきましょう。




sakurako